ピアノの練習には基本的に、右手からのものといきなり両手からのものの2種類があります。このことについて以前『ピアノの練習は右手からやるべきだ』と書いたのですが、それから数ヶ月がたち、改めてそれこそが正しいことがわかってきました。
現在はいろいろと研究され、いきなり両手から練習したほうが効率的という話があるらしいのですが、私はそれでも右手から練習すべきだと思います。
理由はいたってシンプル。右手は右手で解決しなければならない問題がたくさんあるからです。両手の練習はその右手の問題を解決してからすべきです。
結論を急ぎますと、ピアノをいきなり両手で練習するというのは、上級者と一部の天才だけに限られたことだと思います。初心者や大多数の人は、従来どおりに右手から練習することを勧めたいです。