初心者目線に立てないプロミュージシャンたち | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 私は宮崎駿のアニメ【天空の城ラピュタ】の大ファンで、ラピュタの主題歌である【君をのせて】をピアノで弾けるようになれることが夢のひとつでした。

 

 
 そんなある日、私は【君をのせて】の楽譜が載っているピアノの入門書を2冊見つけ、それを見ながら練習にとりかかったのです。

 

 
 が━━1冊はコード演奏で、あまりの難しさに途中で投げ出してしまいました。もう1冊はアルペジオ演奏で、こちらも難しさのわりに両手のハーモニーがあまり魅力的でないのでやめることにしました。

 

 
 結局、誰でも簡単に演奏できるアレンジを自分で考えることにしたのですが、後者のアルペジオのほうの【君をのせて】は、【初心者用にやさしくアレンジされた曲】のみを掲載した本に紹介されていたものだったのです!

 

 
 しかし、あのアレンジは、初心者では逆立ちしても弾けません。ピアノ歴数年で、そこそこ高度なテクニックを持つ中級者でないと弾けないと思います。

 

 
 その【君をのせて】の楽譜を見るたびに、アレンジした人と出版社の人たちには失礼ですが、初心者の目線に立ってものを教える能力のあまりのなさにあきれてしまいます。これだからせっかくピアノに興味を持っても、挫折する人があとを絶たないのです。

 

 
 初心者の人たちのためにやさしく、弾きやすくアレンジした曲を集めた本はすばらしいと思いますが、やさしいアレンジの才能にあふれた人を私は1度も見かけたことはありません……。

 

 
 ぜひ私のこのブログを参考に、初心者目線に立ってのもののを教え方や、やさしいアレンジのしかたなどを身につけていってもらいたいです。

 

 

 

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