ピアノ曲 J・S・バッハの【メヌエット/やさしいアレンジバージョン】弾き方講座 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

━━2オクターブ高い

━━1オクターブ高い

ド━━中央の音階

━━1オクターブ低い

━━2オクターブ低い

  

※【●小節】という区切り方ではわかりにくいので、独自の区切り方にしています。

 

 


 右 ソ5(左ド5) ド1 レ2 ミ3 ファ4 ソ5(左ミ3) ド1 ド1

 

 右 ラ3(左ファ2) ファ1 シ2 ラ3 シ4 ド5(左ミ3) ド1 ド1

 

 右 ファ4(左レ4) ソ5 ファ4 ミ3 レ2 ミ3(左ド5) ファ5 ミ4

    レ3 ド2 シ1(左ソ1) ド2 レ3 ミ4 ド2 レ3(左ソ1) 

 

 右 ソ5(左ミ3) ド1 レ2 ミ3(左レ4) ファ4 ソ5(左ド5) ド1 ド1

 

 右 ラ3(左ファ2) ファ1 ソ2 ラ3 シ4 ド5(左ミ3) ド1 ド1

 

 右 ファ4(左レ4) ソ5 ファ4 ミ3 レ2 ミ3(左ド5) ファ4 ミ3

    レ2(左ミ3) ド1 レ3(左ファ2) ミ4 レ3 ド2(左ソ1) シ1 

    ド2(左ド5

 

 
第1段階
 まず①の【右ソ5(左ミ3)】と②の【右ド5(左ミ3)】、これを同時に鳴らすのに苦労すると思います。

 
 右手だけならミスタッチしないのに、両手になった途端隣の鍵盤まで押してしまう━━理由はおそらく、左手でミを押すのをちらっと確認してしまうからだと思います。

 
 はじめたばかりの頃は小指のコントロールがききにくいので、ソ5もド5もぎこちなくなってしまうと思います。これはもう慣れしかないです。

 
 慣れるまでのコツとしては、テンポはいいのでひとつ前のところで一瞬間を置き、左ミ3の位置を確認してから押すといいでしょう。テンポはずれますが、曲としてはきれいに聴こえます。

 

 
第2段階
 次にぶち当たるのが③の【右ファ4(左レ4)】だと思います。

 
 指の中で最も動きにくい薬指と小指を使うところなので、おそらく【メヌエット】最大の関門といっていいかもしれません。

 
 コツは……特にないです。ピアノをはじめてしばらくたつとそれぞれの指が自然となめらかに動くようになってくるので、それまではとにかく反復練習のみです。

 

 
第3段階   
 ④。【よろこびのうた】や【かえるの合唱】にはまったく出てこない次元の複雑なベースです。しかし、実は慣れれば意外と簡単なんです。

 
 まず、全部弾こうとせずに【右ミ3(左レ4)】までを反復練習しましょう。

 
 左手は慣れないうちは4ではなく、右手につられて3で弾いてしまうかもしれません。しかし、4で弾くことを意識して反復練習しましょう。

 
 【右ミ3(左レ4)】までがスムーズにできるようになったら、最後まで弾いてみましょう。はじめは非常に複雑に感じた④をきっとクールに弾けるようになっているはずです。

 

 
第4段階
 最後の⑥も複雑ですが、第3段階の練習と同じ要領で練習すればすぐものにできると思います。

 

 

 

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