2分。右サイド深くのオランダのロッベンが左のカイトにパス。それをカイトはアウトサイドキックでのワンタッチパスでボックス右に侵入するロッベンに展開。受け取ったロッベンはドリブルで打開を試みますが、前の敵に足を出されてクリアされてしまいました。
それがロッベンの持ち味ではありますが、カイトからのパスをトラップせずにスルーしてボックス右深くに転がし、ボックス中央の味方にグラウンダークロスという選択肢もあったと思います。
11分。コスタリカのカウンター。中盤のクリアボールが前線のウレーニャに渡り、ウレーニャは敵をかわしてボックス右に侵入。最後まで敵に邪魔されながらもシュートまで持っていきました。シュートはシレッセンに止められたものの、大エース・キャンベルに代わって出場したワントップとしての存在感は示しました。
13分。アタッキングサード左からオランダのスナイデルがミドルシュート。が、ボールはバー直撃!セカンドボールはボックス右のロッベンに転がり、ふたりの敵にスライディングされながらもシュート。しかし不運にも味方に当たって枠には行きませんでした。
15分。オランダのGKシレッセンがクルルと交替。
結局、オランダは始終攻め続けながら、運に見放されこともあり得点できず。スコアレスドローでPK戦へ。
しかし、PK戦用にファン・ハール監督が送り込んだGKクルルが大当たり。オランダは2大会連続でベスト4に進出しました。
結果 0━0の引き分け PK戦をオランダが制す
ベストプレーヤー━━2本の惜しいシュートだけでなく、数々の鋭いパスで好機を演出し続けたオランダのスナイデル