3分。ドイツのクロースがふたりをかわしてボックス左に侵入しクロス。ムスタフィがドンピシャのヘディングシュートを放ちますが、不運にもムボリの正面でした。
5分。アルジェリアのカウンター。スリマニがバイタルエリアから左の味方にパスを出しました。一気に裏を狙うなら中央の味方へのスルーパスですが、カットされる危険性&ノイアーの飛び出しに阻止される危険性が高いので、左の味方へのパスは無難な選択だと思います。
9分。ドイツの選手が左サイドからカットインし、ペナルティアークのミュラーにクサビ。トラップからの落としをラームがミドルシュートしますが、ムボリのワンハンドディフレクティングで惜しくも止められてしまいました。ラームの判断はまちがいではないと思いますが、ボックス右でフリーだった味方へのパスもあったと思います。
33分。ドイツのミュラーがふたりを抜いて右サイドをえぐり、ライナー性のプルバック。それをボックス内のシュバインシュタイガーがジャストミート。先制かと思われましたが、シュートはわずかに左にはずれてしまいました。
34分。右サイドからのクロスを、ボックス中央のドイツのミュラーがほぼフリーでヘディングシュート。近くの敵はボールウォッチャーになっていました。しかし、ミュラーのシュートはジャストミートしたもののムボリの正面。はじいたボールをシュールレが押し込もうとしますがきめきれず。
36分。後方からのロングボールを、ドイツのミュラーがボックス右でナイストラップ。敵を切り返しでかわしてから右足アウトサイドでニアへシュートします。しかしシュートはゴール右へはずれてしまいました。
右足アウトサイドでニアではなく、左足インサイドでファーにシュートしていればきまっていた可能性は高いと思います。もしも右利きのミュラーに左足での高いシュート技術があれば、と思わせるシーン。
48分。ドイツのエジルがバイタルエリアでタテパスをワンタッチで右のミュラーへ。しかしマークにつかれていなかったので、いったんトラップしてから左の味方へのスルーパスのほうがよかったと思います。