痛恨の逆転負けに終わったコートジボワール戦。2失点とも左サイドからのクロスによるものだったので、香川と長友を戦犯にあげる声をよく耳にするのですが、果たして本当に香川と長友が戦犯なのでしょうか?私は少しちがうと思うのです。
コートジボワールvsザックジャパン戦のあとにコロンビアvsコートジボワール戦がおこなわれましたが、私はこの試合を観て非常に驚いたのです。というのも、日本の2失点を生み出すクロスを供給したコートジボワールの右SBオーリエが、コロンビア戦においても大暴れをしていたからです。
コロンビアの左サイドのプレーヤーはよく知りませんが、FIFAランク的に日本より格上のコロンビア相手でも、オーリエはまったく変わらないパフォーマンスを演じることができていたのです。よって日本がオーリエにやりたい放題させてしまったのは、香川の守備が緩慢だったわけでも、長友が攻撃参加ばかりで守備がおごそかだったわけでもなく、ただ単にオーリエの個人能力・突破力がずば抜けていた、というだけだったのではないでしょうか?