女子アジアカップ2014 【なでしこジャパンvsオーストラリア】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 2━2のドロー

 
サイドをえぐった回数

 日本:18回 オーストラリア:8回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 日本:3回 オーストラリア:7回

  
カウンターの回数

 日本:4回 オーストラリア:5回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 日本:2本 オーストラリア:1本

 

 

 

 前半、オーストラリアが日本のお株を奪うパスワークで完全にゲームを支配。本来なら日本がやりたいサッカーをやられてしまいました。日本としては屈辱の展開。よく1失点でおさえることができたという感じでした。

 

 

 日本は得意のプレッシングが機能し、おもしろいように中盤でボールを奪うことはできたのですが、カウンターの少なさでわかるように二の矢が出ないという印象。攻めあぐねている間にオーストラリアに守備陣形を整えられてしまい、なにもできずに横パスを回し出す━━という感じでした。もっと思い切った縦パスでダイレクトプレーをしかけるべきだったと思います。

 

 

 しかし、大儀見の投入から流れが変わり出し、日本にもチャンスが徐々に生まれはじめていきました。

 

 

 後半、オーストラリアは完全にバテてしまったらしく、裏へのロングボールなどの単調な攻撃が目立ちはじめます。対照的に日本は攻撃のリズムをつかみ出します。

 

 

 しかし、ものにしきれずに2点目を喫します。このまま終わりかと思われましたが、川澄が左サイドからチャンスを量産して劇的な同点へ。

 

 

 ただ、ボールを奪ってからの選択肢を増やすプレイ、パスワークをいかした組織的なメカニズム、これらが日本の課題のように感じました。

 

 
 
ベストシュート━━(前半)オーストラリア、フォードの先制シュート。

 
ベストタテパス━━(後半)日本、川澄の裏へのループパス。

 
ベストクロス━━(前半)日本、宮間のアーリークロス。

 
ベストインテリジェンス━━(前半)日本、宮間の3人をひきつけてからのスルーパス。

 
ベストドリブル━━(前半)オーストラリア、フォードのドリブル。

 
ベストファンタジー━━(前半)日本、宇津木のロングシュート。

 
ベストディフェンス━━(後半)日本、岩清水のスライディングクリア。

 
ベストセーブ━━(前半)日本、山根の勇敢な飛び出し。

 
ベストプレーヤー━━日本の2点を演出し、フィールドの女王として君臨し続けた日本の川澄。

 

 

 

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