結果 2━2のドロー
サイドをえぐった回数
日本:18回 オーストラリア:8回
バイタルエリアを有効活用した回数
日本:3回 オーストラリア:7回
カウンターの回数
日本:4回 オーストラリア:5回
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。
日本:2本 オーストラリア:1本
前半、オーストラリアが日本のお株を奪うパスワークで完全にゲームを支配。本来なら日本がやりたいサッカーをやられてしまいました。日本としては屈辱の展開。よく1失点でおさえることができたという感じでした。
日本は得意のプレッシングが機能し、おもしろいように中盤でボールを奪うことはできたのですが、カウンターの少なさでわかるように二の矢が出ないという印象。攻めあぐねている間にオーストラリアに守備陣形を整えられてしまい、なにもできずに横パスを回し出す━━という感じでした。もっと思い切った縦パスでダイレクトプレーをしかけるべきだったと思います。
しかし、大儀見の投入から流れが変わり出し、日本にもチャンスが徐々に生まれはじめていきました。
後半、オーストラリアは完全にバテてしまったらしく、裏へのロングボールなどの単調な攻撃が目立ちはじめます。対照的に日本は攻撃のリズムをつかみ出します。
しかし、ものにしきれずに2点目を喫します。このまま終わりかと思われましたが、川澄が左サイドからチャンスを量産して劇的な同点へ。
ただ、ボールを奪ってからの選択肢を増やすプレイ、パスワークをいかした組織的なメカニズム、これらが日本の課題のように感じました。
ベストシュート━━(前半)オーストラリア、フォードの先制シュート。
ベストタテパス━━(後半)日本、川澄の裏へのループパス。
ベストクロス━━(前半)日本、宮間のアーリークロス。
ベストインテリジェンス━━(前半)日本、宮間の3人をひきつけてからのスルーパス。
ベストドリブル━━(前半)オーストラリア、フォードのドリブル。
ベストファンタジー━━(前半)日本、宇津木のロングシュート。
ベストディフェンス━━(後半)日本、岩清水のスライディングクリア。
ベストセーブ━━(前半)日本、山根の勇敢な飛び出し。
ベストプレーヤー━━日本の2点を演出し、フィールドの女王として君臨し続けた日本の川澄。