サッカー観戦講座 ディフェンス編 【インターセプトを楽しむ】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

ヤフー知恵袋に寄せられた質問
 サッカーの競技としてのつまらない点を教えて下さい

 オフサイドと90分走り回ってもフォワードがシュートを外しまくり、頭を抱えもしくは空を見上げて残念がり、ゼロ点が頻発する 引き分けが多い。 

 他に何かありますか?

 
回答
 ・90分走りまわって1点とか2点とかしか入らない(バスケやテニスみたいに激しく点の取り合いしてほしい)・パスするとたいがい相手チームにとられる(両者とも。なのでなかなか先に進まない)・たま~にあるチャンス以外はずっとダンゴ状態(ボールを取ったり取られたり)

 

 

 
 ……パスゲームであるサッカーにおいて、いかにしてパスを自由にやらせないかというのがディフェンスの重要なテーマです。

 

 
 そして相手がボールを持っている際のディフェンス方法として、次の3つがあげられるそうです。

 

 
 ①インターセプト(パスコースを読んでパスを止める)を狙う

 
 ②それが無理なようならトラップした瞬間を狙う

 
 ③それが無理なようなら背後から密着マークし、とにかく前を向かせない

 

 
 これでわかるようにインターセプトが1番難しいディフェンス方法であり、インターセプトとはなかなかできないものだということなのです。

 

 
 両チームともにインターセプトを始終成功させ、ボールがなかなかおさまらないということは、非常に高い守備力を誇るチーム同士の接戦だということです。

 

 
 インターセプトはけっして頻繁に見れるプレイではないので、インターセプトをおもしろいように成功させる選手を見つけた場合、『うわぁ、あの選手はパスコースを読むのがうまくて守備力の高い選手だなぁ』と思うといいでしょう。

 

 
 ちなみにインターセプトなどが無理な場合の③のプレイ。【縦パスがとおったのはいいが、背後からのマークが厳しくて前を向けず、しかたなくバックパスを選択した】━━このようなシーンは試合中よく見かける光景です。それが③のプレイなのであり、インターセプトしてボールを奪うことはできなかったものの、一応守備は成功したことを意味するのです。このへんの細かいディフェンス技術も注目するといいでしょう。

 

 

 

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