過去に書いた記事の続編です。「大手不動産会社の方が
安心できる」「大手の営業マンの方が知識が豊富」という
イメージをお持ちの方いらっしゃると思いますが、実際は
どうなか、独断と偏見で記事を書いてみます。
大手不動産会社のメリットとして、過去の記事でも少し
触れた通り、物件調査マニュアルやら、重説・契約書作成
マニュアル等もあり、各研修制度も充実しています。
なので、大手不動産会社の営業マンの方が知識があると
お考えの方も多いと思いますが、実際には会社の規模は
まり関係なく担当者次第です。この辺りを書くと長くなる
ため機会を改めたいと思います。
また、大手不動産会社は、TVCM、チラシ、インターネット等、
広告宣伝費に多額のお金を投資しています。
街の不動産屋さんは、大手不動産会社ほど広告宣伝費を
かける事はできませんから、単純な集客力だけで考えれば
街の不動産屋さんは大手に敵いません。
しかし広告宣伝費に多額のお金をかけているという事は
一見メリットに思えますが、デメリットにもなります。
デメリットとは、過去にも記事で取り上げた事がある
囲い込み問題です。これは今現在もあります。
2016年にテレビや雑誌で大手不動産会社の物件囲い込み
問題が指摘されましたが、なぜこのような事が起こる
理由の1つとして、多額の広告宣伝費をかけているが
故のデメリットなのです。
不動産会社は専任媒介契約を取得すると、不動産流通
機構(レインズ)への登録義務があります。レインズとは
不動産会社のみが閲覧できるインターネット情報のような
もので、レインズを見た不動産会社は他社の物件を紹介
する事ができます。
借にA社が専任媒介契約を取得して、B社がA社の物件
に客付けした場合、A社は売主から手数料を、B社は
買主から手数料を頂く事になりますが、A社が売主も
買主も見つければ、両方から手数料をもらえます。
業界用語では、売主・買主の一方から手数料をもらう事を
片手、売主・買主双方から手数料を頂く事を業界用語で
両手とも言います。
囲い込みとは、過去の記事でも何度か書きましたが、
レインズを見て問合せをして来た他社を自社の利益の
ため、商談中など偽って紹介しない事です。
大手不動産会社が多額の広告宣伝費をかけていると
いう事は、両手で取り引きを成立させないと利益が
少なくなってしまうので、囲い込み問題のような事が
起こりやすいのです。
もちろん、全ての大手不動産会社がそうだと言うわけ
ではありませんが・・。
一方、街の不動産会社は地域密着で商売しているため、
悪い噂が広まればやっていけなくなります。
なので、囲い込みをする業者は少ないです。
いすみ市の田舎物件を遠方の大手に売却依頼をしても、
通常、案内をするのは地域の不動産会社ですので、
売却依頼を受けた遠方の不動産会社がネット掲載を
禁止したりすれば、売れる機会自体を逃します。
いすみ市周辺の不動産売却をお考えの方は、専任で
売却依頼する前に、ネット掲載を含めて紹介するのか
どうかも確認される事をおすすめします。