満月に踏み込む

美しくて息も絶え絶えの君

君は何を言ったのか?

どうか傍にいて

どこかで生まれ変わったとしても君に会いたいよ

同じ夢を観ながら無くすものが多すぎて

背中合わせに瞳を閉じる

瞼の裏に離れない君の抑制

何度君を抱きしめただろう

何度君に抱きしめられただろう

触れられない唇がなぞる輪郭にどれだけの恍惚があった事か

逆光に遮られ君の顔が見えない

変わらない君の笑顔がどれだけ私を苦しめるのだろう

何も知らないまま欠け始めた月はあなたの事を思い出す

静かに優しく

どうか生まれ変わったらあなたに触れられますように

ゆっくりおやすみ

愛しい人




ループする日常をポケットに詰め君の世界に見惚れている

テーブルに流したミルクと泥だらけの君

裏切りと告白をし抱く小さなウサギちゃん

私何も望んでないのに!どうしてこんな事になっちゃったのかしら???

どこから話そう?無邪気な君の幾つもの告発を

果てしない黒皮のソファーで一人

例えば沈黙

明日になったら忘れるバーテンに少し以上自分を作って堪らない蜜を舐めさす?

同僚に電話して国際手配手前にパスポートを関前で頼む?

聞き飽きた歌を呪文のように唱えトスしてから右かすれ気味でチャンスを掴む?

連れて行こうか

コンティニューの行き先へ

舞台ヒロインの無断欠席を気づかないまま演劇が幕を閉じるように

ダブルデー元凶喋りすぎキティーの寝言をパラソルに乗せて火星へ飛ばそう