番犬として扱われた犬は、吠えるのが仕事。
吠える事によって狩猟の補佐をしていた犬が家庭に入って、吠えるのを禁じられるのは難しいでしょう。
吠える事は犬のDNAでもあるのです。
犬の立場からすれば、
「さんざん吠えろと言っていたのに、今更なんだよ!」
という気持ちかもしれませんね。
吠えるのをやめさせるのに、100%有効な方法はないと思います。
『犬は吠えるもの』
という寛容な気持を持つ事も必要かもしれません。
それでも、のべつまくなく吠えられては家庭犬としてはやっていけません。
もし、隣近所の理解が得られるなら
無視する
というのも、有力な方法でしょう。
特に、何かして欲しくて吠える要求吠えには効果的といえます。
コツは、吠えている最中は目もあわさず知らん振りをする事。
でもこれがなかなか難しい。
夜間などに、要求吠えをされると隣近所の手前早々とこちらが降参するハメに。
そうなると、吠えると飼い主は要求に従ったと学習し、悪循環になります。
天罰方式
というのもあります。
これは、吠えている最中に大きな音や、物を落としてビックリさせる方法。
なんだかしらないけど、私が吠えたらイヤな事が起こる。
と学習をさせるというものです。
直接的には、落ち着いて低い声で叱るという手も。
(興奮して高い声で叱ると、犬は応援してくれていると勘違いをします。)
いずれにせよ、飼い主と犬の信頼感があってこそ。
私(飼い主)にとって、あなたが吠えるのはとってもイヤなんだ。
という気持を伝えたいものです。
メルモの場合は、今のところ
妻が知らん振り
私が、天罰+叱る
という方法をとっています。
メルモのようなマルチーズは、あまり吠え声が外に届かないという事もあり、ある程度までは吠えさせています。
たまに、耳元でキャンと言われると、頭に響いちゃいますが。
言う事きかなくちゃ、吠えるぞ!(メルモ)
![暴君?](https://stat.ameba.jp/user_images/7e/1a/10060975146_s.jpg?caw=800)
(この記事は、かつてeo光のブログに掲載したものを、修正加筆したものです)