ついに入塾 | 皮膚科専門医の仕事育児日記

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皮膚科専門医として働きながら、家事、育児をして過ごす日々。
仕事、家事、育児の本業はどれだっ⁉︎と悩みながらもドタバタ過ごす日々のこと、皮膚のことを綴っていきたいと思います。

前回書きましたが、上の子、今月からついに入塾しました!

けれども、私も夫も最初は賛成はしませんでしたえー

「塾に行きたい」なんて子供から言い始めたら、本当は喜んで応援するべきなんでしょうが、全く喜べませんでした。


子供が入りたいといった塾(夏期講習も行った東進です)は、受験前提なこと、

わが子に現時点で受験をするかどうかの明確な意志がないことに加えて、
受験前提の塾は予想以上に大変だということがわかったからです。

平日週3回の授業も20時まで。

と思っていたら、20時~21時までは居残れて、自由に質問したり、自習したり、宿題もできる!という
私にとっては、なぞの時間が組み込まれていて・・・(もちろん任意ですが)

しかも毎週土曜日は午後テスト、5週に1回は日曜にテスト。

正直、そこまでやらないといけない理由が私にも夫にもわかりませんでした。

それに加えて、睡眠時間が削られること(我が家の上の子の就寝時刻はこれまで21時半)、
家族でどこにも出かけられなくなることが非常にネックになりました。

家族で遊べるなんて今だけなんじゃないかって思ってしまったんですショボーン

夕飯も週3回は別なのかと思うとなんだか寂しくてえーん


冬休みに入る前、夏休みのときのように、当然のように「冬期講習に行く」と言い出した時、
私も夫も「また始まった」とは思いました (笑)

けれど、前回はすでに入塾している子たちのコースに混ざって苦しい思いをしたのですが、

今回は「受験準備コース」という、これから受験を考えている人向けの基礎から教えてくれるコースが開講されたんです。


そして、冬休みに実際に受講して、なんとかついていけるかも!と思ったわが子は「入塾する」と言いました。


まさかの展開に、「何のために!?」と聞いてしまったくらい。

そして、受験の意志を確認しましたが、やっぱり「わからない」と。


その低いやる気で、睡眠時間も削られて、家族との時間も削られるような生活は賛成しかねること、

入塾するということは自由な時間を削る覚悟が必要であること、

親だけでなく、下の子の生活には少なからず影響すること、

自分の意志で勉強以外のこともできないのであれば(「やることやったの?」の言われ待ち)、やらないでほしいこと、

いろいろ伝えました。



そして、やる気なら、もう少し簡単な塾(受験前提ではないところ)や習い事でもいいのではないかということも。



けれども、いろいろと話をしていくうちに、

「学校が今楽しくないから、新しい世界がほしい」

と、ポロッと言ったんです。




上の子は、思春期の入り口にいて、人間関係が複雑になってきています。

そして、みんないろいろなストレスを抱えているのか、話を聞く限りだと結構意地悪なことを言われたりされたりとしているようです。

(もちろん、周りだけのせいでなく、わが子にも悪いところや直すべきところはあると思います。)

そんな中、上の子は自分の周りに味方?がいないのではないかという漠然とした不安を年末くらいからずっと抱えていました。



だから「新しい世界がほしい」はすごく納得大丈夫きましたし、むしろ世界を広げてほしいなと思ってしまいました。

小学生、中学生くらいって一番世界が学校だけになりやすくて、閉塞感が強い時期だと思うので。



そのために、塾の費用や家族の時間や、睡眠時間が削られることになることは完全には納得できませんでしたが、

ケチな私も夫も子どもの希望を受け入れることにしました。

少しでも希望の持てる時間になると良いなと思って。


もちろん、睡眠時間は極力死守することが条件で。

(我が家は勉強より睡眠と健康が大事だと普段から言い聞かせています)


こんな感じで2月から入塾しました。

まだまだ始まったばかりですが、課題は山積みで、どうやって家を回していくか改革が必要だなと感じています。

始める前にいろいろ反対意見はしてしまったので、

これからは、(塾の費用は頭をよぎりますが)文句をあまり言わず、できるだけ気持ちよく通えるように
サポート出来たらなぁとは思います。


そんな我が子の塾の宿題をのぞくと、苦手な漢字は散々で1割くらいしかできていませんでしたあせる


しかも今日はひらがなの「む」も忘れてしまったようで、私が間違いを指摘すると、下の子に聞いていました真顔





頑張れ〜