イングランド・ウェールズ旅行記 その5 ポントカサルテ水道橋とプディング・クラブ | きみcomブログ

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文章を書いたり絵を描いたり。
猫とミュージカルと英国が大好き。

ウェールズ観光、午後は

スランゴレンという場所に移動してきました。

 

こちらにも世界遺産があります。

「ポントカサルテ水道橋」。

(ポントカサ「ス」テと書いてあるものもあります)

 

 

 

添乗員のHさん「こっちでーす。」

 

 

到着したのは、水道橋に通じる

運河のスタート地点。

 

 

 

乗船の予約時刻には少し時間があるというので

それまで周囲を散策することに。

 

 

 

これが水道橋。

200年以上前に作られたものです。

 

 

 

皆で橋の足元を目指して少し降りてみました。

 

でも、蚊がいそうだったので

私は完全に下までは下りず。

 

 

 

お土産屋さんなどを見ていると

子供たちの団体に遭遇。

どこの国でも引率の先生が一番大変そうですよね。

お疲れさまです。

 

 

 

岸辺に咲いていた花。

初めて見たのですが、繊細で綺麗~。

 

 

そろそろ集合して、全員で

乗船場所に移動します。

日陰に入ると風も通って気持ちいい!

 

 

私たちが乗るナローボートが到着しました。

ナローとは「狭い」という意味だそうです。

 

 

 

ほぼ貸し切り状態。

 

 

日本語の解説パンフレットがあるというので

受け取って読んでみたのですが、

最後が・・惜しい!(笑)

あと数文字だったはずなのに

どこで落っことしたんでしょうねえ、お母さん?

 

 

 

最後尾には小さいカウンターがあって

お茶も販売できるそうです。

 

で、この中に女性スタッフさんが入って

マイクを使って解説して下さるのですが

これがもう、ものすごいウェールズなまりの英語で。

添乗員さん「なんて言ってるのか、全然わかりません」

 

たとえば

「ベリーベリーケアフル」と言ったらしい部分が

「パリ―パリ―ケーフー」って聞こえました。

 

なるほど、これが方言ってヤツなんですね~。

 

個人的にはすごく面白かったけど、

正確に通訳しようとしたら大変そう。

 

 

 

 

途中ですれ違ったナローボート。

いろんなデザインがあるのも楽しい。

 

 

運河をゆっくり進んでいき・・・

 

 

橋の上です。

歩道側には柵があるけど、反対側にはありません。

 

 

 

ウェールズの広大な景色。

 

 

 

舳先部分に座って、一枚撮ってもらいました。

風もあるし気持ちいいけど、ちょっぴりこわい。

 

 

 

舳先から最後尾の景色。
船を操っている男性の姿が見えます。

手を振ったら振り返してくれて嬉しかった☆

 

この運河はずっと先まで続いていて

ロンドンまでなら1カ月で到着するとか。

 

産業革命時代、ずいぶんとこの運河が

活躍したんでしょうね。

当時は「運河狂(キャナルマニア)」といって

あちこちに運河を作るのが流行したそう。

 

以前、テレビ番組で現在もロンドンまで運河で

建設資材や砂利を運ぶ船を見たことがありますから

沢山作られた運河、部分的には今も現役みたいです。

 

 

私たちは途中でUターンして

もとの乗船場に戻ってきました。

 

船がUターンするあたりで、なぜか先ほどの

女性スタッフさんのマイク声がすごく大きく激しくなったので

 

あれは

「ご覧ください!このUターンの技術を!」

みたいな感じだったのかと添乗員さんに聞いてもらったら

 

「いえ、べつにあそこでは大したことは

しゃべってなかったみたいです。」

 

この先の小さい橋はもう古いよ、って

言ったんだそう(笑)。

 

 

ウェールズの初夏を満喫した

約45分の短い船旅を終えるともう夕方。

 

 

ウェールズを離れて

イングランドに戻り、次の目的地は

ホテルのあるコッツウォルズです。

 

 

 

まだ外も十分に明るい19時、

今夜のお宿「スリ―ウェイズハウス」に到着しました。

 

 

 

ここは「プディング・クラブ」というイベント発祥の地として

有名なのだそう。

毎週金曜日の夜、スイーツがいくつも提供され

お客さんが投票でナンバーワンを決めるイベントだとか。

 

 

客室以外にも、滞在客がくつろげる

スペースがあって、インテリアがどれも素敵でした。

 

 

 

夕食会場のレストラン。

 

 

前菜に初めて小エビが出てきました。

 

 

 

メインはビーフ。

黄色いのはポテトです。

 

 

ゆで野菜もたっぷり。

こんなにおしゃれなレストランなのに

こういう時の盛り付けは

やっぱり適当(笑)。

 

 

旅行開始から数日たって、

ツアーメンバーも皆さんともだいぶん打ち解けてきました。

 

雑談の流れで

私が人形劇をやっていることをお話したら

実はメンバーのTさんも、20年ほど人形劇団で

活動していらしたとのこと。

 

劇団主宰者さんが奈良の

人形劇フェスも運営しておられるそうで

「あなたが近くに住んでいたら、フェスにお呼びするのにね~」

と、ありがたいお言葉をいただきました。

 

ほかにも

いろいろお話していくと、子供のために自宅で

読み聞かせの活動を計画している方あり

学生時代に女優をめざしていたという方もあり。

 

なにげなく集まったようで、

実はなんらかの共通点やご縁があるって

面白いものですね。

 

皆さんといろんなお話で盛り上がりました。

 

さて食後に出てきたのが

このホテル自慢のプディングです。

4種類のプディングに、各自でカスタードクリームや

ミルクをかけて頂きます。

 

 

すごく甘そうなので、4種類少しずつ盛ってもらいました。

チョコレートやカスタードが濃厚で

美味しかった☆

 

 

盛りだくさんで楽しかった一日も終わり。

 

ちなみに私が泊まった部屋はこちらです。

部屋ごとに内装が違うんだそう。

ブルー系でまとめたスッキリ可愛いインテリアです。

 

 

デスク周りはこんな感じ。

 

 

 

ベッドサイドのランプ、繊細な柄が好みでした。

 

と、インテリアはどれも素敵なのですが

このホテル、壁があんがい薄いようで

隣の部屋からずっといびきが聞こえてました。

 

私も疲れていたので

あまり気にせず、すぐ寝ちゃいましたが。

 

 

楽しみにしていたウェールズ観光は

こうして無事に終了しました。

 

 

ロンドンに向けて

徐々に南下していくこのツアー、

翌日は、もう一度行きたいと思っていた

願いをかなえての観光です。

 

 

 

その6につづく。