土地の方が住む人や持ち主を選ぶ? | きみcomブログ

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台風一過でお天気が回復した日の朝

福岡県内の、ある場所に行きました。

土地の神様にお参りするためです。

 

実は50年ほど前、私の両親と母の親しい友人が共同で

この地域に土地を購入しました。

 

私は幼かったので詳しいいきさつは知りませんが

母に少し聞いたところでは、当時懇意にしていた

不動産屋さんに勧められたようです。

母が商売をやっていたのでその備えもあったのでしょう。

 

西鉄の普通電車だけが止まる駅から徒歩10分。

住宅地の中にある空き地で

買った当初は宅地として利用できる場所でした。

 

しかし道路から少し入り込んでいる地形が

影響し、現在の法律では宅地として

すぐに利用することはできません。

 

うちの家族はずっと福岡市内に住んでいますし

母の友人の息子さんも関東で就職・結婚。

 

固定資産税を払うだけの存在になっているので

10年ほど前から、不動産業を営む親類を介して

売りに出していますが上のような事情では

なかなか買い手もつかず。

 

今年、両親が施設に入所したことで

もう後始末をするのは私しかいないんだと

痛感するようになりました。

 

不動産屋さんに広告のこと等を相談していた数日前

FBで流れてきたどなたかの投稿で

「土地に住む人を選んでいるのは人間側じゃない」という

文章を見かけました。

 

動物を飼うのも人間が選んでいるようで

実は動物の側から飼い主を選んでいる。

これは飼ったことのある方には実感のあることと思います。

 

そういえば、親類縁者も知人もいないこの土地を

どうして、うちの両親と今は関東在住の友人夫妻が

所有することになったんだろう?と

考えました。

 

もちろん、私が考えてもその答えは出ません。

 

が、もし土地が望んで人と何らかの縁を結んでいるのだとすれば

その縁を円満に手放し、新しい方と結んでもらうためには

土地を管轄する神様にお願いしてみるという手もあるんじゃないだろうか。

と、思いつきました。

 

地図を調べてみると、徒歩で5分もかからないところに竈門神社がある様子。

さっそく出かけてみた次第です。

 

こちらのご祭神は玉依姫命様。

太宰府の宝満宮竈門神社の分霊として建立されたようです。

 

宝満宮はまさに「縁結び」で有名な神社ですね。

小さいながらもすっきりした本殿。

この地域は災害も少なく、昔から米や作物がよく育つ

五穀豊穣の土地柄だったそうで

地域の人々が感謝の気持ちを込めて

お参りしたことがよくわかります。

 

さっそく手を合わせて、事情を説明し

両親と友人に代わって、なんらかの形で円満なご縁つなぎをと

お願いしてきました。

 

最終的にどういう結末になっていくのか

今の時点ではまったくわかりませんが

ここ数日「祈りなさい」という声もどこからかするようですし

現実的な動きとともに、祈りを忘れず

過ごしたいと思っています。

 

 

 

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