先日地元にある、日本食レストラン(オーナーは現地人、調理は日本人)で夕飯を食べました。
そこには、20歳ぐらいの日本人のアルバイトの男子がいました。
店はちょっと混んでいて予約無しで行った私達は、ちょうど今さっきお客さんが帰り、食べ終えた食器がテーブルに置かれたままの席に通されました。
男性の店員さんは、食器を下げ、テーブルを拭き、メニューを渡してくれました。 が、そこで・・ 一緒にいた日本人ママ友が一言:
「彼はこの国育ちで、ワーホリ(ワーキングホリデー)の子では無いわね!」
実は、私も同じ事を感じていました。
残念ながら その接客態度で現地育ちの子か、ワーホリで来たアルバイトなのか直ぐに分かってしまうのです。
要するに、現地育ちの子は日本の飲食店で受けるような、気の利いた接客や受け答えをする事が出来ないのです。 実際に彼に質問したところ、やはり現地育ちの子でした。(日本語も若干妙でした。)
もし日本だったら、「すぐにテーブルを片付けますので、少々お待ちください。」と言ってくれたと思います。
少なくともそういうバイト教育を受けると思います。
子供をどう育てるか??
海外駐在員さんの子供たちは、現地の日本人学校(全日制)に通うか、インターナショナルスクールに行くのが一般的だと思いますが、国によっては日本人学校が近くになく、インターナショナルスクール又は、現地校に通う事になると思います。
家で、こどもちゃれんじや公文などの日本語教材を使って勉強させている方も多くいます。(お金が割とかかるので、国際結婚の家庭は途中で辞める事が多い) インターナショナルスクール、現地校の場合は、親御さんがきちんと日本の文化や、習慣を教えないと、現地人の感覚に近い空気の読めない子供に育ってしまうリスクが高くなるので十分に注意が必要です。
大抵の都市には、日本語補習校(幼稚園~高校まで)があるので、そこに週一回通わせる親御さんも多い。(駐在員の奥様はそこで現地の日本人妻に初めて出会う事が多いと思います。) 残念ながら週一回程度の授業では学べる事は限定的です。
子供たちの日本語力は、親御さんがどのぐらいお子さんの日本語教育に力を入れたか、子供がどれだけ日本語に興味を持ったかに比例すると思います。
日本語補習校は宿題も多く、年齢が上がるにつれ1回の授業時間も長くなるので、子供たちもある程度の年齢になると(小学校3年生ぐらいから)、学校も忙しくなるので日本語の勉強に時間を割く事が出来なくなり、通うのを辞める子も出てきます。 補習校に通えなくなった後、マンガのワンピースや進撃の巨人でで漢字を覚えたという男の子もいました。
社会人になった残念な帰国子女
私が今まで日本の外資系企業で会った帰国子女の人達は、ただ英語が話せるだけでそれ以外は余り能力が無い、又は帰国子女とは思えないぐらい優秀のどちらかでした。不思議な事にその真ん中はいなかった気がします。 そして、会話や態度で ”あ、この人帰国子女だ”、とほぼ100%当てる事ができました。(独特な感じるものがあるのです)
大抵問題になったのは、日本語と空気が読めない態度。 日本の外資系の場合トップは外国人かもしれませんが、当然ながら殆どの社員は日本人で、顧客も日本人。 日本語の書類が読めない(当然作成も難しい)、顧客に対して敬語が使えないという問題を抱える人が多くいました。(外資系なので日本企業の様に新卒のマナー研修などは無い)
特に日本では、日本人顔 で敬語が使えないと、先方は ”口のきき方が生意気、常識がない” と思われてしまい、それがクレームになるのです。
逆に、日本生まれで英語が苦手な白人系ハーフの同僚は、多少敬語を間違えても ”外国人なのに日本語がお上手ですね” と褒められるので、それをうまく利用して営業にいかしている、と言っていました。 今だに日本人は白人顔に弱い人が多い、それが本当に残念です。
日本人は日本語がきちんと出来ない日本人に対してとても厳しい目を向けるのです。
日本語教育どこまで?
海外駐在員さんにとってある程度の年齢のお子さんの教育は悩みの種の一つだと思います。 高校のタイミングで帰国させ、帰国子女の多い高校へ通うわせるのか、帰国子女枠のある日本の大学へ通わせるのか、など赴任期間が分からないと決められない。
残念ながら日本のいわゆる偏差値の高い高校や、有名私立大学の国際比較文化以外の学部への入学は帰国子女にとってはなかなかハードルが高い。(とても優秀で、日本の有名私立大学の難関学部を出た帰国子女の友人もおりますが・・かなりの例外だと思います。)
ヨーロッパには、日本の大学の付属の全寮制の高校などもあり、そこにお子さんを通わせたり、子供だけ祖父母の家に預け大学に通わせる人にも会ったことがあります。
今の世の中英語ぐらい話せないと・・ と思う親御さんは多いと思いますが、それは日本語が出来る事が大前提。 英語圏で生活するのならそれでいいのかもしれませんが、日本で働く、日本人相手のビジネスの場合は、日本語力が本当に大事だと思います。
かつで同僚でお父様が日本人、お母様がドイツ人、横浜のドイツ人学校に通い、ロンドンの大学を出た同僚は、3か国語話す事は出来るけれど、日常会話はいいが、どれも極めていないので、どの言語でも難しい本は読めない。 と嘆いていました。
駐在員のお子さんで現地の高校・大学に通い、そのまま就職し、国際結婚をした女性と話したことがありますが、漢字もあまり読めないし、感覚も現地人に近い。 帰国して日本で就職し、働くのは無理だと感じたそうです。
海外駐在員さんにとってお子さんの日本語教育は、常に悩ましい問題だと思いますが、お子さんが日本に戻ったときに困らないように、マンガや日本のドラマなどを上手に使い、出来るだけ ”日本” を学ばせてあげて欲しいと思います。
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