なんと雪です、山口県最温暖の地柳井に時ならぬ雪です。寒いはずです。お元気ですか。さて、12日の岩国の住民投票の詳細判明に沿ってコメントも揃いました。最終結果は43433:5369で反対、投票率は58.68%だそうです。首相や安倍さんは「進むのみ」、県知事は「岩国市の決定を尊重する」、岩国市長は「責任重大」。ひょっとして一番困っているのは、拳を振り上げたはいいが、の市長かも知れませんね。お手並み拝見、ではあります。で、住民投票です。あちこちでこの手段が採られています、田布施町の合併にかかる住民投票は記憶に新しいです。でも、何か大きな勘違いというか、皆幻想を抱いているのではないかと思う節があります。つまり、住民投票を最後で且つ最強の手段の如く、黄門様の葵の印籠の如く捉えていないですか、という思いです。議員さんら政治家のうまく処理できぬことを、俺達住民が決めてやる、何と言っても主役は国民たる俺達だ、主権在民は憲法の保障するところなのだ、民主主義だ!という気持ちでしょう。では議員を選出するのは何のためなのですか?よく政治家が(困ったときによく口にするセリフですが)国民の負託を得ているなどと言いますが、我々国民が負託するという前提なのです。議員を選んで、議員に考えてもらうという図式です。いえ、だからといって、ずっと黙っていろとはなりませんが、住民投票という手段を民主主義の一典型などと位置づけるのは、この手段が安易に発動されることは、それこそ民主主義の基本に悖ることかも知れないと思うのです。高名な政治家がこう言ったそうです「民主主義が最良の手段だとは思っていない、ただ他にいい手がないだけだ」と。要は、いかに正しい判断のできるトップを戴くことができるかという、結局システムの問題ではなく、人の才能に頼るしかないという危うさの上に私達の社会は成り立っているということなのでしょう。少しヤバイ?