私のお仕事の中に、

復職希望のお母さん向け講座が時々あります。


面接やお仕事の際のメイク、印象に関することをがメインで、
決して再就職についてのアドバイスはできないのですが、
復職に向けてのお話しを伺っていると、よく聞く言葉があります。


『ずっと事務ばっかりだったんで。』
『コールセンターでしか働いたことないんで。』

だから、同職種がいい、というかそれしかないと思っている方がとても多いのです。


いや〜、
それはとってももったいない!

それが好きでまた同じお仕事をしたいのならそれはもう言うことなしですが、

本当はそれ程好きじゃない、
他の仕事でもいい、
違うことの方がいいのでは…と思っているとしたら、
〜しかやってきていない、という考えから離れてみてほしい!


確かに職種でいえば1つかもしれない。

でも、
その中でできるようになったことは山ほどあるし、
自分では気がついていなくても得意になったことも絶対にあるはず。


例えば医療事務だったら、
年配の方にわかりやすく丁寧に説明することができるなんていうのもありですよね。
以外にコレができる人少ないです。

◯◯さんは年配の方にも聞き返されることが少ないね、と言われたことがあればそれは間違いなく得意なことの1つ。


飲食店だったら、
自分の仕事をしつつ広いフロアを目配りして、お客様の要望に応えたり他スタッフのフォローができるようになりますよね。


長い間勤めていたのであれば新人教育もしたかもしれない。
教えた子の離職率が少なければ、きっと上手に育成ができるということ。


ずっと家事育児だけだったから?

それなら家事育児の同時進行や、タスク管理、子どもを上手におだててお手伝いさせる、とかいろんなことをやってきたはず。

自分では当たり前にやっていたことが、実は他業種の人から見ればすごいことだったり、ほしい能力だったりします。


そこを見逃してしまったらもったいないと思うのです。


私も今の仕事は、

今までやってきたことをもとに、できること、得意なことを書き出して、
それを活かせるものは何か…と考えた結果です。


偉そうに語れるほど何かを成し遂げているわけではありませんが、
様々な職種の方のお話を聞く機会がある私が思うことは
『人は気がつかないうちにいろんなことができたり得意になっているもんなんだなぁ、
そしてそれが、あるところでは喉から手が出るほど欲しい人材だったりするんだなぁ。』

ということです。



みんなが注目したアムロちゃんの引退。

 

特別ファンだったわけではない私も、引退発表とともに見聞きする機会が増えたたこともあり、

今まで知らなかった魅力に気がついたりもしました。

 

個人的には、

歌もダンスもパフォーマンスも何もかも完璧でかっこいいのに、所々で見せる素の部分が

とってもかわいいな~。このギャップは確かにたまらんな~。と思いました。

 

このアムロちゃんの引退では、

その引き際のかっこよさも話題になっています。

 

引き際ね。

 

惜しまれつつ去る。

全盛でパッと身を引く。

その潔さ。

 

確かにかっこいいわ。

しかも、その方が確実に人々の記憶に、しかも良い状態で記憶に残るしね。

 

さて私たち一般人はというと・・・

 

引退という大げさなものではなくても、

何かを辞めるとき、引き際というものはある。

 

別に引き際がかっこよくある必要はないし、

誰かの記憶に残る必要もないと思うので、

自分がやめたい時に辞めれば良いと思う。

 

ただ、

その人が残っているためにその下が上に行けないとか、

意見が言えない、何かができないとか、

周りに迷惑がかかっている場合もあるようですね。

 

辞めて欲しいけれど、誰も言えないし、

本人は「まだまだ自分がいなくては。」と思っているとかね。

 

そうなるといろいろと大変なのでしょうが、

周りに多大な迷惑をかけるとか、

責任問題が生じるという場合でなければ、

もう本人の自由。

 

自分が納得して自分で決めないと、

いつまでも後悔しそうですしね。

 

そこで大事なのが、

ちゃんと後始末をして辞めたかどうか。

辞めた後もその人たちと笑顔で会えるかどうか。

 

コレは意外に難しいし、

だからこそ去り際にその人の人間性が表われると言われる理由でもあるのでしょう。

 

私がこれまでに

仕事絡みはもちろん、プライベートで始めたことも含め大なり小なりありました。

 

きちんとけじめをつけて後始末をしてキレイに辞めてきたかと言えば、

やはり若いときには無責任な中途半端なこともしていたな~、と思い出しました。

あれじゃ、いろいろと言われたり思われていても仕方ないな~、ということも・・・。

 

何年前の話でも思い出すと嫌なもんです。

 

だからこそこれから何かを辞める、去るときにはきちんとしたいと

そんなことを思ったアムロちゃんの引退でした。。。