私がこのブログで、以前ボーカルトレーニングの希望者を募ったのを記憶している方はいらっしゃいますか？ ありがたい事に多数のレッスン希望者からご連絡頂き、レッスンさせて頂いたことがあります。
その中でも特に気にしていた生徒が、佐々木雄早君です。どうして名前を出して良いかと言いますと、先日テレビ出演されたからです。その番組は「モニタリング」と言うTBS系の番組なんですが、カラオケ自慢の企画で、１応募者としてテレビに映ったのです。
彼との出会いは、クリスタルキングの大都会でした。当時１０歳だった彼は、クリスタルキングの大都会をピアノ弾き語りすると言う凄腕の持ち主でした。私も大都会を弾き語りしてたのですが、その動画を観て頂いたご家族からご連絡頂き、私が彼のレッスンをさせて頂いたのが始まりでした。
私が教える事が出来るのは、音域の広げ方なのですが、変声期を迎えていなかった彼に取って、大都会を歌うのはそれ程苦では無かったのです。だから課題曲を変える事から始めました。
選曲はボーカリストに取って命のように大事な物
これはライブされるボーカリストに取っては耳が痛い程痛感されてるのではないでしょうか。その選曲の大事さ、歌詞の捉え方、声のトレーニング。主にそれらの指導を行って、後は変声期が終わったら今の私の声の出し方を指導しようと思っていました。
そうしたら彼のご家族からご連絡を頂き、佐々木雄早君がテレビ出演したと言う報告を貰ったのです。
最初は同じモニタリングで、中川翔子さんと共演されたのですが、地元のカラオケ大会では優勝していたと言う事にまず驚きました。そして今回のカラオケイベントにエントリーし、テレビに映ったと言う事でした。
その模様はこちらの動画になります↓
選曲は尾崎豊さんのOh my little girl でした。
既に中学生になっていた彼の選曲、とても良かったと思います。私の歳で歌う曲ではありません。人生の中で一番青春な、10代で歌うから聴き手はグッと来る！選曲は最高に良かった。声も透き通るように綺麗な声。力まず10代の切ない、そして幼い考えや思いを含んだ良い表現力だったと思います。
これだけの表現を歌でできた事。
佐々木雄早君はボーカリストとして本当に成長したなと驚きました。
今まさに変声期を迎えていますので、今まで通りに声が出なくなった時、必ずまたレッスンさせて欲しいと思います。それから哲学的な話も沢山したいと思います。
私を少しでも応援してくれる皆様
ボーカリスト 佐々木雄早君の事も、温かい目で応援してくださいますと幸いです。
それではまた