皆さんこんばんは
このトピックを長い事お休みにしておりました。
理由はたくさんあります。まず、芸能人の自殺が続いた事でした。まさかあの人がと言う事が続いて、自分でもなんてコメントしたら良いか分からず、自らが答えを出して納得するという作業を長い事サボっていたように思います。
そうしている内に数年が経ち、また若い人の自殺のニュースを目にするようになりました。とても嘆かわしく、あと少しだけ我慢して生きる選択をしてくれていたら…と思います。今日は、長文になりますので、どうか興味のある方だけお読みくださいますと幸いです。この数年で分かった事を書きます。どうか悩んでいる人へメッセージが届きますように。
成功した芸能人の話を聞いてみると、誰一人として「自分は昔人に意地悪をして、いじめをしてきた」と言う人がいない事が分かります。大半の成功者の過去の話を聞いてみると、共通してこう言います
「自分は過去にいじめられた経験がある」と。
それに反して、その成功した芸能人をテレビ等で観て、その芸能人を昔、プレイベートでも良く知ってると言う一般人の方が口にする決まり文句も良く耳にします
「俺、あいつの事良く知ってる！俺はあいつの事、昔よくいじめたんや。あんな奴、何もできないヘタレやで！」と
私自身、いじめと言う事に関してはとても敏感な方ですので、改めて私の過去を話する必要はないと思いますが、上記に書いた事は、私自身、何回も何回も耳にしてきました。何が言いたいかと言いますと、
人が嫌がることをすると言う事は、自分の運を犠牲にして、一瞬、彼の脳みその中で出るドーパミンの中毒になっている。そして嫌な事をされた人は、悔しい思いをした分だけ運が良くなって、成功に近付く。
と言う事です。
最初にこの言葉を耳にしたのは、松村邦洋さんのお父さんのお話でした。それも松村邦洋さんがお話されているのをテレビで拝見したのですが、松村邦洋さんも、昔は大変いじめられたそうです。その時松村さんのお父様は、やり返す事を教えずに、いじめを行う人が如何に運が悪くなって行き、いじめられた人の運が良くなっていく事を教えられたそうです。だから、いじめられてる人の方が、実は勝っているんだと話して聞かせたそうです。
日本の社会に生きていると、みんなと同調出来ないからと言って、制裁を加えようとする行動が多く見られます。その制裁を加える者は、自己責任で制裁を加えるのでは無く、何かの名の下に圧力をかけようとします。
それはなに？
常識、学校のルール、会社、暗黙の了解、等、
自分と言う個人の責任ではやらないが、目に見えない集団組織の中のルールを乱す者には、正義でもって罰を課さないといけない
と言う「勘違い」のいじめが多いと思います。
それらを何回も経験した私は、今更恨み言を言う気になりません。それには理由があります。それは、沢山意地悪をされて沢山の仕事を転々としてきた結果、私はとんでもなく色んな事が出来るようになったからです。
ある会社では、全く英語を使わない部署に異動させられたり、全く未経験な分野、全く希望してない部署に追いやられることによって、私を追い出そうとしたり、私が依願退職する事を望んでその様にされたかも知れませんが、そうした意地悪をした者達は、今、誰一人として良くはなっていません。それに比べて、今の私は、色んな分野の仕事が出来る様になり、西へ東へあちこち飛び回ります。
芸術の方でも同じです。残念ながら、私を歌わせないように裏で仕組んだり、知らない間に自分だけ仲間外れになっていたり、私の声の出し方が悪いと沢山の人の前で言われたりと、色々ありました。落ち込むこともありましたが、それで結果的にソロが一番向いてると悟れたし、声のトレーニングも怠る事をしなかった。また、新しい自分だけのライブ構想を持つことが出来たんです。
結論を言いますと
不運だと思えた出来事も、全ては今と言う未来に繋がる為の意味ある出来事であり、全て意味があった。そして、無駄と言う事は何一つなかった。
と言う事でした。
あの時なんでこんな部署に異動したんだろう。どうして自分がこんな目に会うのか？
そう考える時、人はどうしても悪い方面だけを考えるものです。
しかし実際には、この世の全ての出来事には、
良い面
悪い面
の両方が存在するんだと思います。
それを散歩でもしながらゆっくり考えると、わかると思います。
あの時失敗して良かった
あの時成功しなくて良かった
そんな事が沢山わかると思います。
だから最後のお願いです。
1月9日
学校に行くのが嫌だと言う子供さんがいたら、その日だけでもお休みさせて頂けないでしょうか。
会社を変わりたいと言う従業員の方がいたら、反対しないで、一緒にリクルートに行く事を提案して頂けないでしょうか。
会社を休みたいと言う方は、休んで良いと思います。従業員の権利です。
過去にいじめをした人
今誰かをいじめてる人
そんな人がいたら、このブログを目にしたのをきっかけに、もう止めませんか？
いつも誰かの事を気にして生きましょう。
誰か困っている人がいたら、さりげなく助けましょう。
ニューヨークで、地下鉄に一人で乗っていた時の話
私が座っていて、両隣が一つずつ空いていました。
そこに一組のカップルが乗車されてきたので、私は左側にずれて、二人が座れるように席を譲ったんです。すると男性の方が話し掛けてきました。
「日本人ですか？」
「はい…どうしてわかったんですか？」
「あなたが横にずれて席を譲ってくれたからそう思いました」
この会話が今でも忘れられません。
もう20年以上前の話です。
こんな当たり前の日本人でいたいなと思います。
これからもずっと
それではまた