木村選手が日本代表として大きな大会に初めて出場したのは、2003年のワールドカップ。そこから、2016年のリオデジャネイロオリンピックまで14年間、たくさんの選手とプレーをしてきました。
03〜16まで、その年の最終の大会まで名前が残った選手だけでも(私が調べて)61人。このことがどれだけ凄いかは、文章にするよりも、名前を見ていただいた方がわかるかと思います。
現JTマーヴェラス監督であり、木村選手初代表時のキャプテンです。「お母さんみたい」と発言したこともあり、本当に頼りになるキャプテンだったようですね。先日のオールスター戦では、アテネオリンピック以来、同じコートに立ちました。
辻知恵 S 03〜04
アテネオリンピックに共に出場した、頼りになるお母さん的存在です。
佐々木みき WS 03〜04
アテネオリンピックまでの期間、木村選手がスタメンで出場しても堂々とプレーできたのは、控えに絶好調の佐々木さんがいたからでは?と言っても過言ではない選手でした。
成田郁久美 L 04
アトランタオリンピックにも、スパイカーとして出場した彼女は、木村選手と同じまさにオールラウンダー。たくさん盗めるプレーがあったのではないでしょうか。
大沼綾子 OH/MB 05
ミドルやオポジットに入る機動力のあるサウスポーでした。
板橋恵 S 05
気合いの入ったロングサーブが武器のセッターでした。
吉澤智恵 WS 05
スペイン等でも活躍した名プレイヤー。09〜10年にも、WGP等に出場しています。
宝来麻紀子 MB/OH 03・05〜06
長身を生かしたブロックでチームに貢献しました。
菅山かおる L/WS 05〜06
木村選手不在の05WGPでスパイカーとしてブレイク。木村選手復帰後は、リベロとして活躍しました。
高橋翠 S/WS 06
木村選手がセッターとして練習をしていた頃、ツーセッターの一角として期待された、サウスポープレイヤーです。
小山修加 OH 06
中国からの帰化選手。走り高跳びで培ったジャンプ力を武器に、得点を量産しました。
落合真理 WS 06
木村選手にとって成徳学園高校の先輩にあたる選手です。
石川友紀 MB 06
木村選手にとって初めて、全日本で年下のプレイヤーが大きな大会に出場しました。
大山加奈 OH 03〜05・07
アテネオリンピックにも出場した大山さんは、木村選手の高校・東レでの先輩です。アテネでは同部屋で生活していたそうです。
大村加奈子 MB/OH 03〜04・07〜08
ピンチブロッカーとして、アテネ・北京オリンピックに出場しました。全日本では、相手チームのエースになりきってプレーしていました。
高橋みゆき WS 03〜04・06〜08
03〜04までは、木村選手がおそらく日本では唯一、「この人の控え」という使われ方をしていた選手です。05にスタメンを獲得してからは、互いに控えのいない選手として頑張りました。木村選手の天井に向かって打つブロックアウトは、まさに高橋さんのブロックアウトそのもので、お手本にしていたことがわかります。05はWGPに木村選手が不在、グラチャンに高橋さんが不在ですれ違いました。
杉山祥子 MB 03〜08
木村選手と同じく怪我の少ない鉄人バレーボーラーでした。スピードと高さを武器に、アテネ・北京と2大会オリンピックに出場しました。
櫻井由香 L 05・08
北京オリンピックにはレシーバーとして出場。貴重なピンチサーバーとしての出場もありました。
多治見麻子 MB 07〜08
現トヨタ車体クインシーズ監督。バルセロナオリンピックに出場した大ベテランは、チームを支えるバックアッパーとして07に合流。北京オリンピックでは、流れを変える役割を果たしました。
河合由貴 S 07〜08
高校3年生でワールドカップに出場した河合選手は、前回大会の「スーパー女子高生」というキャッチコピーを木村選手から受け継ぎました。
狩野美雪 WS 08
守備の安定感が抜群の狩野さんの活躍で、木村選手の北京オリンピックチームNo.1の得点が生み出されました。
庄司夕起 MB 07・09
06WGPで衝撃デビュー。スパイク・ブロックと献身的にチームに貢献しました。
冨永こよみ S 09
下北沢成徳出身の冨永選手。高校時代はスパイカーでした。
坂下麻衣子 OH 09
09WGPで、狩野舞子選手とダブルマイコとしてブレイク。コート後方からのロングサーブで世界を苦しめました。
濱口華菜里 L 09〜10
全日本ではレシーバーとしても活躍。10世界選手権では、出場はなかったものの影からチームを支えました。また、木村選手とは、東レで木村選手入団の04〜12/13シーズンまで共にプレーをしました。
栗原恵 WS 03〜04・07〜10
03ワールドカップで木村選手と共にデビューし、栗原選手は大山加奈さんとメグカナとして大ブレイクしました。07〜09は対角を組み、全日本の苦しい時代を、共に成長しながら支えました。アテネオリンピックメンバーでは、唯一の現役選手です。
井野亜季子 L 06・10
代表では数少ない木村選手と同世代プレイヤーでした。ジュニア時代から同じ東京で、何度も対戦のあった仲良しのプレイヤーです。
森和代 MB 11
相次ぐミドルの怪我で急遽招集された、ベテランミドルです。少ない出場機会でも、いぶし銀のプレーを見せてくれました。
竹下佳江 S 03〜12
木村選手の初代表からロンドンオリンピックまで、苦楽を共にした名セッターです。高校生だった木村選手を世界トッププレイヤーに育てたといっても過言ではありません。木村選手が納得いくまで練習に付き合ってくれた竹下さんからは、精神面、技術面でたくさん学ぶことがあったはずです。言うまでもなく、代表でプレーした年数が最も長い選手であり、ほとんどコートを離れることのない2人は、最も多くの国際試合で共にコートに立ちました。
大友愛 MB/OH 04〜05・10・12
アテネオリンピックに出場後、木村選手不在のWGPでは、OPを務めました。出産・怪我後復帰したロンドンオリンピックでも、イタリア戦をはじめ得点を量産、木村選手の攻撃面での負担を軽くしてくれました。
井上香織 MB 09〜10・12
銅メダルを獲得した世界選手権では、ブロックで大貢献しました。ロンドンオリンピックでもチームNo.1のブロック力を示し、まさにブロック女王でした。
狩野舞子 WS 11〜12
04アテネオリンピック直前に初招集されるも、度重なる怪我に悩まされました。09WGPでブレイクするも、再び怪我。しかしそれを乗り越え、ロンドンオリンピックに出場しました。
岩坂名奈 MB 11〜13
11ワールドカップで大ブレイク。4位に大きく貢献しました。しかし、その後は怪我や、全日本のMB1やハイブリッド6に悩まされました。
平井香菜子 MB 12〜13
ミドルの度重なる怪我で緊急招集。オリンピック出場こそなりませんでしたが、ロンドンオリンピック出場権獲得に大きく貢献しました。
永松幸乃 S 13
13グラチャンで、控えセッターとして活躍しました。
近江あかり WS 13
身長が低いながらもスパイク・ブロックに大活躍の近江選手。全日本は辞退したりとあまり縁がありませんが、常にレベルの高いレシーブ等のプレーを見せてくれます。
佐野優子 L 03・07〜12・14
木村選手と共に、世界の攻撃から長年コートを守り続けた選手です。木村選手がパスヒッターでありながら、エースとして攻撃に専念できたのは、佐野さんのおかげです。全日本のコートで、木村選手と共に最も多くのレセプションをしてきた選手です。また、ブロックの得意ではない木村選手の真後ろ、ライトからのストレートコースのディグを上げまくっていた佐野さんは、まさに地球No.1リベロです。
石田瑞穂 WS 09〜11・14
09グラチャンにて、怪我の栗原選手に代わって出場しブレイク。10世界選手権3位決定戦では、江畑選手に代わり木村選手の対角でプレー。銅メダル獲得に大きく貢献しました。ロンドンオリンピックでは、メンバーには入れませんでしたが、サポートメンバーとして一時チームに帯同しました。
中道瞳 S 10〜14
10世界選手権直前に、セカンドセッターとして急遽招集されました。とはいっても、優勝セッターであり、木村選手や迫田選手、さらには荒木選手(当時)ともチームメイトだった為に、難なく竹下さんのバックアップを務め、銅メダル獲得に貢献しました。ロンドンオリンピックでも、準々決勝中国戦で試合を決めるサービスエースを決め、メダルに大きく貢献しました。選出されてから引退の14まで、毎年ベスト4以上の成績を収める大会のあったセッターです。また、代表選出以前は、代表で出た課題をチームで試してみる役割を果たしていました。
江畑幸子 OH 10〜14
全日本で木村選手の対角を、最も長く務めた選手かもしれません。広角で力強いスパイクで、チームを世界選手権やロンドンオリンピックで銅メダルに導いた選手です。「頑張りあい」を合言葉にプレーしていたそうです。15にはアキレス腱断裂で離脱。16WGPには出場しましたが、OQTやオリンピックには出場なりませんでした。
新鍋理沙 WS 11〜14
10世界選手権で銅メダルを獲得しましたが、レセプションスパイカーが不足しているということで11に招集されました。当初は波もありましたが、ワールドカップ後半から安定感のあるプレーを発揮。12のOQTやオリンピックでは、木村選手佐野さんと共に、レセプションの中心として試合に出場しました。特に中国戦では、新鍋選手が守備にいてくれたからこそ、木村選手は攻撃に専念できたのだと思います。3位決定戦の韓国戦では、逆に新鍋選手が迫田選手とともに攻撃面を引っ張りました。
高田ありさ WS 14
世界選手権に「アジアンビューティー」というキャッチコピーとともに出場しました。代表では1年だけですが、木村選手とは春高決勝で戦った仲であり、東レの同期でもあり、高校卒業後は木村選手がトルコにいた期間を除く全てのシーズンで同じチームでプレーしました。東レの仲で、最も木村選手と共にレセプションをしていたパスヒッターだと思われますので、試合数はNo.1かもしれませんね!
大野果奈 MB 14
MB1という厳しい条件の中でしたが、多くの試合で出場機会を得ていました。クイックやオープントスに加え、最近では移動攻撃もものにした大野選手は、これからの活躍にも期待です!
筒井さやか L 14
献身的なプレーでチームを支えました。海外チームでプレーする等、意識の高い選手です。
古藤千鶴 S 15
初選出された年にいきなりオリンピック出場権のかかるワールドカップ。ベテランらしい落ち着いたプレーも見せてくれました。
佐藤澪 L 15
小柄ながら、正確な読みで海外選手のスパイクをディグし、チームの守備を盛り立ててくれました。
内瀬戸真実 WS 15
パスヒッターとして、木村選手と共にというよりは、木村選手が不調の際に交代して、流れを変えてくれる存在でした。リオオリンピックは直前でメンバーから外れましたが、今後全日本での活躍にも期待です。
荒木絵里香 MB 05〜12・16
高校時代からの先輩で、東レや全日本でも共にプレーした、辛いことから楽しいことまで、全てを共有した選手だと思います。北京オリンピックでは強烈なスパイクと粘り強いブロックを武器に、ブロック賞も獲得しました。東レでも木村選手とチームを引っ張り3連覇。キャプテンとして出場したロンドンオリンピックでは銅メダル獲得に貢献。出産のため一時コートから離れますが、木村選手がキャプテンとして苦しんでいた16に復帰。リオオリンピックには3度目の同時出場を果たしました。木村選手は引退しましたが、まだまだ現役です!
山口舞 MB/WS 09〜12・14〜16
09グラチャンで狩野舞子選手の怪我で緊急招集され、大活躍。不動のメンバーとなりました。10世界選手権では機動力を生かし銅メダルに大きく貢献。11以降はレセプションの関係で新鍋選手の出場も増えましたが、ここぞという時に流れを変えてくれる存在でした。
迫田さおり OH 10〜16
長年に渡り東レや全日本で、木村選手と共にプレーをしました。ロンドンオリンピック3位決定戦では、木村選手の対角に入りブロンズポイントを決める活躍。リーグ戦含めると、全選手の中で、最も木村選手の対角に入る試合が多かった選手かもしれませんね。バックアタックで木村選手の攻撃の負担を減らしたりして、まさにWサオリの活躍で支えられて最近の東レアローズがあると思います。
座安琴希 L 11・13・15〜16
声でもチームを盛り立てる選手です。キャプテンという立場が苦手な木村選手にとって、座安選手がリオオリンピックのメンバーにいたことは、とても助かることだったかもしれませんね!
長岡望悠 OH 13〜16
15ワールドカップから、世界と戦う力を急激につけてきました。木村選手よりも得点を多く重ねる試合は多く、まさに新時代のエースという感じでしたね。今は怪我で離脱中ですが、これからの活躍にも期待です。
佐藤あり紗 L 13〜14・16
類まれな運動神経で守備範囲の広い佐藤選手は、木村選手の守備の負担を減らしました。リオオリンピックでは、石井選手や鍋谷選手が入る選手に攻撃に専念できるよう、木村選手とともにコートの大部分のレセプションを請け負いました。
石井優希 WS 13〜16
憧れの選手は木村選手ということで、久光入団の頃は、スパイクフォームも木村選手そっくりでした。苦手だったレセプションも改善されつつあるので、オリンピック経験者のパスヒッターとして、この先チームの中心として引っ張っていって欲しいですね。
大竹里歩 MB 13・15
下北沢成徳出身で、木村選手の後輩にあたります。先日の黒鷲旗での怪我が心配ですが、将来に期待のミドルですね。
宮下遥 S 14〜16
13WGPから本格的に代表デビューしました。大型セッターながら、レシーブやサーブにも定評のある宮下選手は、コミュニケーションを取るのが苦手でしたが、木村選手が気にかけてくれたことで、全日本でも打ち解けることができました。
古賀紗理那 WS 15〜16
サオリン2世と期待される選手です。憧れは木村選手ということらしいので、そのように言われる機会はますます増えると思いますが、古賀選手は古賀選手らしく頑張って欲しいですね。武器は、バランスの取れたプレーもですが、ダイナミックなフォームから放たれるスパイクだと思いますので、木村選手以上に相手を吹き飛ばすパワー等を身につけてくれるといいですね。
島村春世 MB 15〜16
常に攻撃に参加しようとする意識の高いミドルです。ワールドカップからスタメンを獲得し、攻撃力の低いと言われてきたミドルでしたが、しっかりと攻撃でチームに貢献しました。
鍋谷友理枝 WS 15〜16
流れを変えるムードと、ブレイクチャンスを作るサーブでチームに貢献しました。リオオリンピックでは、木村選手の対角に入る機会も多くありました。
丸山亜季 L 16
リオオリンピック出場こそ叶いませんでしたが、正確な読みと反射神経で、OQTではオリンピック出場に大きく貢献しました。
田代佳奈美 S 16
代表1年目からOQTやオリンピックといった大舞台でした。それでも木村選手とは東レでチームメイトなので、しっかりと合わせていけました。オリンピックでは出場機会も多く、劣勢の場面を落ち着かせたり、最終アメリカ戦でも終盤木村選手にボールを集め、見せ場を作ったりしました。オリンピック後のリーグでも、木村選手最後のシーズンで正セッターとして共にプレーしました。
以上、61選手でした。この他にも、ワールドグランプリ等を含めれば、谷口雅美さんや橋本直子選手、東レでもチームメイトだった森万里子さんら多くの選手とプレーをしています。
木村沙織さん、今までお疲れ様でした。そして、たくさんの感動をありがとうございました!
最後におまけです。