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ヴィーナスラインからの景色






20代のはじめに発症したパニック障害
今から約23年前のこと

当時はパニック障害と言うのが
今ほど世に広まってなく…


世間は
デスクトップパソコンが普及しはじめ
みんながインターネットをやり始めた頃


でも
調べても出てこない
同じ症状の人がいない




***



緊急夜間診療所へ搬送されたあの夜
看護師さんにも知識がなく
ただ「若くて綺麗なのにもったいない」
という明後日のことを言われて絶望した




「病院ではこの苦しみを理解してくれない」



諏訪湖





後に紹介されて行った
保険福祉事務所の相談窓口で
ヒアリング受けたけど
メモを取って終わりだった
何も知らないといった顔をされた…



Aと言う心療内科へ行くも
"グッドスリープできてないなら鬱病だね"笑
って言われて唖然とし



何件か病院を廻ってようやく
今の私の親友のような、
お父さん代わりのような
信頼できるメンタルクリニックの院長に
出会えました



そんな時代だったあの頃


***






最後に出会えた院長は

パニックって元々無かった病気で
昔は三大精神病と言えば
統合失調症・躁うつ病・てんかんがあげられていて
その治療薬は戦争負傷者の痛みを~
現代の食生活が脳ミソに~云々



と、言った私が興味ある話をたくさんしてくれて
先生との出会いには感謝しかないチューリップ黄チューリップ赤チューリップオレンジ



私は素人だから
大病院の副院長までいった先生が
開業したクリニックに行けたことはラッキーで
かつ
当時コギャル←だった私に厳しくも
人としてのあらゆることを教えてくれた人ひらめき電球




だから今の私を見て毎回言う台詞が
おじいちゃん「○○さん変わったねぇ」
「今のあなたほんといいよ」



最近は
近況報告(と愚痴)を言いに行ってるのだけど
それさえも
ウンウンと笑顔で喜んでくれるウインク




***



引きこもりの兄が亡くなった昨年
その後の私の一連の動作行動および
今までの家庭環境のすべてを知ってる先生は
おじいちゃん「快刀乱麻だね」と仰った
様々な問題を鮮やかに解決するたとえ




つぐみ先生のところで心理の勉強に臨む前にも
「あなたにとって心の世界は
避けては通れない道なのでしょうね」
とすごく喜んでくれて、、、





それを仕事にするしないではなく
例え趣味であったとしても
…と言うニュアンスで
褒めてくださったキラキラ



(私が製薬会社との癒着など、そんなタブーな事まで
切り込んで質問してたから、先生から性格見抜かれている笑)









私は家族には"ある部分だけは"
恵まれなかったかも知れないけど
外で出会う方にはとても恵まれてきたように思う





***





私の場合だけど
パニックに襲われたときの
自我がどこかに持ってかれる感じとか
前後左右がなく体と魂が離別してる感じとかが
果てしなく恐ろしいあせる




低血糖でも似た症状が出るから
長い空腹を避けるようになった





弁慶の絶命のシーンじゃないけど
発症時
こんな風に世界が怖かったあの頃



まるでどこからか
無数の矢が飛んでくるかのような…
世界、見るもの全てに怯えていて怖かった


長く暗いトンネルに入ったように思えた





***



エリージアムの仲間にも
同じ病歴の子がいて
私はそこへの理解があるってだけで
すぐに(勝手に)親近感を覚えたニコニコ


もちろん病気を持ってない子にも
性格的なことや繊細な気質に
出会うべくして出会ったのだろうって思えたダイヤモンド



私はこんなに人様に
自分の病気の話をしたことがなかった
 


最近になって
オープンに語る人も増えてきてるけど
まだまだ偏見がある世界



中目黒のスタバ




ある日私は
内科である検査を受けることになって
その狭いスペースの閉塞感から
発作になったら迷惑かけると思って


思いきって
院長と看護師さんに
パニックをカミングアウトしてみた


先生たちは慣れてるだろうから
私が言うか言わないかだけだったんだけど
そこまで私は人目を気にしていた目



でも院長と看護師さんは
とても冷静にお話を聞いてくれて
そうならないように
こうして、ああしてって


短時間で済むように、ご配慮して下さり
検査当日は特別に夫も立ち会ってもOKだったり
何かと看護師さんの声がけが入ったり



ほんの些細な言葉や気遣いにどれだけ救われたか



歯の治療でお世話になってる先生も
個室でなるべく長時間の治療を処置してくれたり
衛生士さんが膝掛けもって待機してくれたりと




それ以前の私はパニック=人に迷惑かける
だからパニックになってはダメって
×ばかりつけていた




それがココロを追い詰めることになってて
悪循環だった手裏剣手裏剣手裏剣



現在の私はあらゆる方に
今は寛解に近いけれど
こういう持病を持っています、と
カミングアウトするようになった



虹そしたら世界は親切だった
世界は優しかった虹


人は人を助けたい生き物なんだって
気づかされた😭




私が勝手に
相手がこう思うって決めつけていただけで
私が勝手に
相手を不親切な人と決めつけて…


そんな風に人を決めつけた
私が一番性格悪いなって気づいたもやもや







でも今まで関わった
どの先生方ともキチンと信頼関係を築いてきた
というのもあるんだけど
愛に溢れた対応には感謝しかないです



たまに偏見持つ方もいるけど
それはそれで仕方ない




***


私はパニックになって
強迫性障害とは違う恐怖だったけど


パニックを通して人間的に成長できたかなって
思える



病気は私の中の一つの要素でしかない
それで全てを覆いつくしてしまわない
それはただの私の一つの部分でしかない


どの病気もそうだけど
闘いすぎてはいけない

特性のひとつに過ぎない
敵でも味方でもなく
上手に共存していければよい




病は気から
気にならなくなる、が
病がなくなることなのかもしれない




***






🍀🍀🍀

パニックや精神疾患で苦しんできたあなたへ
頑張って生きてきてくれて
ありがとう

🍀🍀🍀







ピンク薔薇本日もお読み頂きありがとうございましたピンク薔薇