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めろらんのブログ☆むろらん闘病記☆

パートナーのむろらんの闘病記を、自分の言葉で綴ります。

 
「もうそろそろ、
最期のことを考えたら」
 
 
 
 
 
 
これは、亡くなる1か月前、
それまでむろらんを診てきた担当医の言葉だ。
 
 
結果的にそれは、的中していたのだけれど。
 
 
当時のわたし達は、それまで何度も何度も不吉な言葉をはねのけ、
ただひたすらに、生を信じ、己を信じ、行動していた。
 

だが、それを嘲笑うかのように、末期の症状が現れ。
 

実際にむろらんの悪液質症状を目の当たりにしていた当時、
さすがにこの言葉は、堪えたようで。
 

担当医にとっては、
せめてもの想いやりの言葉だったのだということは、
今になって理解できる。
 
 
 

が、わたしはこの言葉を聞いてから、食欲が減退していた。
 
 
それまでわたしたちが取り組んだ全てが否定されたようで。
 
 
だが、そんなショックに浸る間もなく、
むろらんの病状は容赦なく進行していく。
 
 
そんな自分の気持ちを置き去りにしながら、
それに対処すべく、動いた。
 
 
それしか出来なかったから。
 
 
身体と頭を、動かすことでしか、対応できなかったから。
 
 
 
それは、これまでやっていたことと同じだけど。
 
 
 
だが、どうにも、違う。
 
 
 
食事も、仕事も、日常生活すべてがどうでもよく、身が入らない。
食べ物の味も、感じない。
仕事も、ただ機械的にこなすだけだった。
 
 
 
 
 
こうしている間にも、むろらんは、死んでしまうかもしれない。
 
 
 
 
 
そうやって、自分の全てが、
むろらんの来るであろう『最期』に支配されていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
身体は、正直だ。
 
食欲は減ったとはいえ、食べているのに、体重は、一気に落ちた。
 
 
 
 
 
 

それでも。
 
 
 
わたしは、そんな自分の変化に気づいて。
 
 
 
それって、お医者さんの言葉を信じて、
むろらんの生命力を信じてないってことじゃない?って。
 
 
 
そして、自分に活を入れた。
 
 
 
 
「今更何をあせっているんだ。
 
余命宣告など、何度もされていて、そのたびに更新してきた。
 
お医者さんの余命宣告より、むろらんの生命力を信じよう。」
 
 
 
 
そう、決心した。
 
 
 
 
そうしたら、食欲が一気に戻った。
久しぶりに食事に味を感じた。
 
 
 
 
 
その、矢先のことだった。