あなたの才能の、見つけ方 | やさしいカウンセリング 心屋*東京都

やさしいカウンセリング 心屋*東京都

東京で活動している、心屋認定カウンセラーです。
元・保育士、元ひきこもり。

現在、親子(父・子)でカウンセラーとして活躍中♪

変わった子に会った。

 

小学校1年か、2年生くらいだろうか?

 

 

 

車通りの多い通りの、歩道を、

 

犬を3匹も連れて

 

よたよた、よたよたしながら歩いているのだ。

 

 

 

 

小さい体に、犬三匹…バランスがうまく取れないのだろう。

 

 

 

 

 

 

私が、この

 

歩道の幅を目いっぱい使って歩いている子の横を

 

追い越して行こうか、追い越さまいか…と迷っている時

 

 

このちょっと変わった感じの子は、何かに気が付いたかのように

 

吉野家(牛丼のお店)の駐輪場の方に、駆けていくのだった。

 

 

 

 

 

なんだろーと思って見ていると

 

何かを拾っている。

 

 

 

この子が拾ったものは、吉野家の旗だった。

 

 

 

 

今日は、風が強いから

 

旗が、旗の土台から抜けて、倒れてしまったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

この、ちょっと変わった子は

 

その小さい体に、犬を三匹も連れて…

 

 

まるでそれが自分の使命であるかのように

 

倒れてしまったお店の旗を、旗の土台にさし直そうとしたのである。

 

 

 

 

何度も言うが、この日は強風だ。

 

 

しかも、この子が拾った旗も

 

この子の背丈の倍以上ある。

 

 

 

 

 

 

3匹の犬の手綱を片手に持ち、

 

もう片方の手で、自分の背丈よりも大きい旗を拾い、

 

風に煽られ…

 

 

 

ちょっとヒネタ見方をすれば、

 

「あーあ…何やってんのかなー…」

 

と言いたくなるようなことをしている子だった。

 

 

 

 

 

 

私は、その少年の方に行くと

 

 

両手が塞がってしまって、どうしたらいいのか戸惑っている風の少年の代わりに

 

吉野家の旗が刺さっていただろう、土台を起こし、

 

少年の方に向けた。

 

 

 

かくして、親切な少年と

 

とおすがりのお兄さんの活躍あって

 

吉野家の倒れていた旗は、元にもどったのだった。

 

 

 

 

 

そのままポケットに手を突っ込んで、私が去ろうとすると、少年は

 

ビックリするくらい大きな声で

 

「ありがとうございました!」

 

 

と叫んだ。

 

 

 

 

私は、ちょっと気恥ずかしくなって

 

顔だけ少年の方に向けて、会釈し

 

そのままスタコラ歩いて行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく経って、考えると

 

あの子は、まるで昔の自分みたいだったなー

 

 

思えてきたのだった。

 

 

 

自分も、昔は

 

あんな感じだった。

 

 

 

 

道端に倒れている、知らない人の自転車を直したりとか

 

ゴミを拾ったりとか

 

 

見ず知らずのオバサンの抱えている荷物を、駅まで一緒に運んだこともある。

 

 

 

病気で毛皮がはがれている、捨て猫を病院に連れていき、

 

自分の耳鼻科の治療費を使って、治療を受けさせたこともある。

 

 

(もちろんその後は、親に平謝りだ)

 

 

 

 

 

自分がこんなに動いているのに、

 

周りの人たちは、何で動かないんだろう…

 

 

何で手伝ってくれないんだろう…

 

 

助けてくれないんだろう…

 

 

 

当時の私は、そんなことを考えては

 

悲しい気持ちになっている子だった。

 

 

 

 

 

助けてくれないだけなら、まだしも

 

人助けをしている時に、大勢の同級生から馬鹿にされたこともある。

 

 

 

その時の、

 

 

良いことをしているはずなのに

 

誰にも認められない悲しさは

 

今になっても、覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

今日、私が助けたあの子。

 

小さい頃の自分に、よく似たあの子。

 

 

犬を3匹も抱え、倒れていた牛丼屋の旗を直そうとして風に煽られていた、あの子。

 

 

 

あの子もまた、自分と同じような気持ちを経験するのかなぁ…

 

 

ふいに思った。

 

 

 

 

良いことをしているハズなのに

 

誰にも認めてもらえずに、悲しい気持ちになったり

 

 

損をしたような気持ちになったり

 

 

 

もう、人助けなんてしなければ良かった!

 

…という、自暴自棄な気持ちになったりするのかな。

 

 

 

 

…そう思ったら、

 

私はなにか悲しくなった。

 

 

 

 

 

 

 

人助けをしている時、

 

 

無視したり

 

馬鹿にしたりする人もいる。

 

 

認めて貰えないこともある。

 

 

 

だけど

 

 

善意で助けてくれる人も、居ていいじゃん

 

と思った。

 

 

 

 

 

私は、自分が子どもの頃

 

誰かにして欲しかったことを

 

大人になった今、

 

自分がしていることに気がついた。

 

 

 

そんな自分のことを、しみじみと

 

誇りに思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が悲しい時、苦しい時、辛い時

 

 

 

○○してくれる人が居たらなぁ…

 

 

こういう時に、○○してくれる人が居てくれたら、良かったのになぁ…

 

 

と思う人もいると思う。

 

 

 

 

 

○○してくれる人が居てくれたらいいのに…

 

と悲しんだ経験のある人は

 

自分こそが

 

○○をするような人物になるんだよ。

 

 

 

 

 

他の人たちには、気づけなかった

 

優しさや、思いやり という

 

才能があったから

 

 

こういう時○○してくれる人が居てくれたらいいのに…

 

というアイデアが湧くんだよ。

 

 

 

 

 

 

何度も言うよ。

 

 

辛い時、苦しい時、悲しい時

 

○○してくれる人が居たらいいのに…

 

 

嘆いたことのある人は

 

 

 

自分こそが、誰かの為に(自分の為に)

 

○○をしてあげられるような人になっていくんだよ。

 

 

 

 

 

そして

 

そういう発想をすることが出来るって

 

すごいことなんだよ。

  

 

 

それが、あなたの才能なんだよ。

 

 

 

 
 

 

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