人から認めてもらえると、とても嬉しくなります。
どれくらい嬉しくなるかというと、
体中、電気が流れるくらい嬉しい！
という人も、いるのではないでしょーか？
私たちカウンセラーはよく、
「自分で自分を認めましょう」
と言うんだけれど
これは、他人の意見や評価によって
存在価値が左右されてしまう、自分をやめましょう…という意味なのね。
（ざっくり言ってしまえば）
だけど
自分が自分を認めた時 と
人から認めて貰った時
比べてみると、
どうしても圧倒的に、
人から認めてもらった時の方が、嬉しいものなんだよね。
だから、人から認めてもらえるのが嬉しくて
・ 人が認めてくれるように、頑張ったり
・ 気がつけば、相手のいいなりになっていたり
・ 自分の人生が自分らしく、生きられていないことに気づいたりする。
そうやって、人から認めてもらう為に生きているうちに
自分の人生を、脱線することになる。
人から認めてもらえるのは、とても嬉しいことです。
だけど、
人から認めてもらえると嬉しい、というのは
なかなかクセモノだなー、と思います。
人から認めてもらうことが自分のすべてになってしまうと、
上手くいかなくなるんだよね。
じゃあ、どうすればよいのか？
自分らしく生きる為には、
人から認めてもらうことを止めるといいのか？
人から認めてもらった時に、嬉しい気持ちを感じないようにすることがよいのか？
自分が自分を認めることだけして、生きていくといいのか？
…そんなことはしなくていいと、夏河は思います。
なぜかというと、
得られる感情の種類が違うからです。
人から認めてもらえた時に感じる感情と、自分が自分を認めた時に感じる感情は
同じ種類の感情では、ないんです。
人から認めてもらえた時に感じる感情は、刺激的で、激しい感情だけれど
自分が自分を認めた時に感じる感情は〝信頼〟や〝安心感〟といった、やさしい静かな感情なんだよね。
そして、
人から認めてもらえることと
自分が自分を認めること
自分らしく生きる為には、どっちが正しくて、どっちを感じなくちゃいけないんだ…という話じゃなくて、
これは、両方とも必要なものだから
両方とも感じるといいんだよね。
どっちとも、私たちが楽しく・自分らしく生きていくためには
必要な感情なんです。
ただ、避けた方がいいだろなー…って思うのは
どっちか一方を、極端に追い求めること。
人から認めてもらえることだけを追い求めれば、自分らしさを失うし
自分が自分を認めることだけを追い求めれば、人と関わる楽しさを失う。
ちょうど、自転車の両輪みたいですね。
前のタイヤだけあっても走れないし、後ろのタイヤだけあっても走れない。
前のタイヤと後ろのタイヤの、二つが揃ってないと、うまく走ることができない。
人から認められることと、自分が自分を認めることも
両方が揃って、はじめて楽しく人生が生きられる。
そーいうものなのです。
かずちゃんのブログは、リンクフリー、リブログフリーです。
気兼ねなくどうぞ。
頂いたメッセージは、すべて読ませていただいてます！
ありがとう（＾ｖ＾）
メッセージは、当人に許可なくブログに乗せることがあります。
ご容赦ください
