このごろ、朝起きると窓を開ける。
窓を開けて、よどんだ空気を入れ替えるのだ。
これがサミーんだけど、やめられない。
気持ちがよくて
実は夏河は、寒いのが苦手だ。
気温が高いとテンションが上がるけど
気温が低くなるとテンションが落ちる。
（誰だ、爬虫類みたいだって言ったの、笑）
だけど窓を開けちゃうんだー、寒いけど、気持ちがいいから。
そんなことを考えていた時、ふと思った。
あ、これ 人間関係も一緒だなーって。
夏河は、今でも人間関係が苦手だけれど
人間関係を止めるつもりがない。
なぜなら、人間関係が面白いから。
人間関係は、夏河にとって
ウゼーっ、なもの。
だけど面白いもの。
これって、冬の朝に
サミーけど、窓を開けたい！
気持ちがいいから！
ってやっていることと、同じ。
〝欲しい〟ものを手に入れようとすると
〝欲しくない〟ものまで付いてくるようになっている。
冬の窓を開けたら、気持ちいいけれど
同時に寒さも手に入るように…
それは残念なことに、必ずそーなっているみたい。
たとえば、人間関係のメリットだけを取ろうとしても、それはできなくて
人間関係のメリットを得ようとすれば、人間関係のデメリットも受けなければならないように、なっている。
そして
この、デメリットの方ばかりに注目をすると
私たちは、不幸な現象を体験するようになっている。
びびってしまって、チャレンジができなくなってしまうのだ。
新しい人間関係をつくることや、
結婚や、
恋愛に踏み出せない人というのは
人間関係や、結婚や、恋愛それ自体が苦手なんじゃなくて
人間関係や、結婚や、恋愛の
ネガティブなイメージの方に意識を集中してるだけなのだ。
寒いけど、窓を開けたら、気持ちいい風が部屋の中に入ってくるように
苦手だけど、新しい人間関係をつくったり、
結婚、恋愛をすることで
手に入れることができる〝良いこと〟がいっぱいある。
その〝良いこと〟の方に注目をしないで
ネガティブな方に注目をしているから
新しいことに踏み出せなくなってしまう。
じゃあ、どうすればいいのか？
どうしたらネガティブな方じゃなくて、
ポジティブな方に注目できるようになるのか？
というと
答えは、
ワガママになること
であり、
欲をかくこと
なのだ。
私たちって、
自分の気持ちを押さえれば押さえるほど
ネガティブな方に目がいくようになっているんだよね。
新しい人間関係をつくることや、結婚・恋愛に踏み出せない人というのは
ほぼ間違いなく、
自分の気持ちを押さえながら生活をしている人なのだ。
その、自分の気持ちを押さえているということに
気づいて
止めていくことができると
本当の自分の気持ち＝欲 が出てくる。
そして欲が出てくると、
モノゴトのネガティブな方には
意識が向きにくくなるものなのだ。
なぜなら、叶えたい欲が出てくると、
ネガティブなことなんかに、力なんて使ってられねーって
自然と思うようになるからだ
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