白か黒かでモノゴトを判断しちゃいけない……と言っているうちは、まだグレーになれていない | やさしいカウンセリング 心屋*東京都

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東京で活動している、心屋認定カウンセラーです。
元・保育士、元ひきこもり。

現在、親子(父・子)でカウンセラーとして活躍中♪

面白いことに気づいちゃいました。

 
何のコトを言っているのか、分からないうーん と思われるかも知れないけど書いときます。
 
 
 
 
面白い人に会ったんですニコニコ
(知り合いではないけれど)
 
 
その人は、モノゴトを白か黒かで考える、気性の激しい人で
 
敵も多い(^_^;
 
 
その奇抜な言動が、周囲を誤解させちゃうんだね。
 
 
だけど友達がちゃんといて、
 
その友達はその人のことを 心の底から信頼している。
 
 
そしてその人と、その友達はビジネスパートナーみたいな関係を結んでいて
 
コンビを組むことで、お互いの長所を生かし合えている
 
…ように見えた。
 
あるいは短所をフォローし合えている、と言った方がいいか。
 
 
 
 
どんな心理学の本を開いても
 
だいたい
 
 
・白か黒かでモノゴトを考えるのは、やめよう。
 
・中庸を目指そう。
 
・グレーになろう。
 
 
って書いてあると思うんだ。
 
それは かずちゃんもそう思っている。
 
 
白か黒かという行動基準は
 
周りに敵をつくりやすい。
 
なぜなら
 
自分が〝黒〟だ、と決めた存在すべてが
 
自分にとって排除すべき存在になってしまうからだ。
 
そのことを知っている人たちは
 
グレー(中間)の大切さを理解しているし、
 
人間関係で悩む人たちにグレーであることをオススメするだろう。
 
 
 
 
だけど、かずちゃんが
 
冒頭に書いたような面白い人たちに会った時
 
ふとアタマの中に言葉が浮かんだんだ。
 
「白と黒でモノゴトを判断しても、いいんじゃないか?」
 
って。
 
だってホント~に、面白い人だったんだもの!
 
かずちゃんが会った、その人は。
 
 
言いたいことは直に言う。
 
駆け引きはしない。
 
気に入らないものは、気に入らないと言いきってしまう。
 
態度がでかい。(そのくせビビり)
 
情熱的で行動的。
 
口が悪い。
 
自分が大したことないのを隠そうとしている。(失礼、汗)
 
だけどすごい一芸を持っている。
 
キラキラしている。
 
 
 
こんな感じの人なんだ。
 
いわゆるワガママな人だから
 
周りの人は、付き合いにくいって思うかもしれない。
 
 
だけど かずちゃんはその人を見てて
 
いいなあ~~と思ったんだ。
 
この人を見ていて、気持ちがイイ。
 
この人 自分のすべてを出している。
 
この人、損か徳かで、人間関係を見ていない。
 
 
いいなあ~~って 爆笑
 
 
 
 
そしたら今度はこんな言葉が、アタマに浮かんだんだ。
 
「白か黒かでモノゴトを判断しちゃいけない……と思っているうちは、まだグレーになれていない」
 
って。
 
 
ハッとした。
 
自分は、人間関係に気をつけるあまり
 
人間関係を良くしたいと思うあまり
 
 
グレーに、偏っていた。
 
 
 
 
グレーの中間を良し、曖昧を良し、とする考え方に偏っていた。
 
 
 
白か黒かでモノゴトを判断する、そういう考え方もあるんだ。
 
白か黒かでモノゴトを判断する、人たちも居るんだ。
 
 
 
自分はそういう考え方を、そういう考え方をする人たちを
 
心のどこかで
 
認めていなかったんじゃないか?
 
否定していたんじゃないか?
 
そう思った。
 
 
 
 
本当のグレー(中間)って、
 
グレーの考え方以外 認めない
 
っていうものじゃないと思う。
 
 
 
本当のグレーとは、
 
世の中にはグレー以外の考え方をする人もいて、
 
自分も含めて
 
モノゴトを白にしか見られない人、
 
黒にしか見られない人、
 
白黒つけたがる人など、全部がいて、
 
それを知っている上で
 
 
みんな違っていてみんないいねって、言える人なんじゃないかな。
 
そう思った。
 
 
 
 
一番大事なのは、
 
自分が 白黒つけたがる人間であろうと
 
グレー人間であろうと
 
自分をちゃんと表現すること。
 
じゃないかな。
 
 
損得なく、
 
自分をきちんと出す。
 
 
感じる気持ちに
 
嘘をつかない。
 
 
そしたら今の自分に合った
 
人付き合いが始まるんじゃないかな。