マンツーマンで投資を教える
資産運用専門FPの阪田順子です
2021年の生命保険文化センターが
行った調査によると
平均的な介護期間は5年1カ月
月々の平均費用は8.3万円
必要な介護費用は
61カ月(5年1カ月)×8.3万円で
506.3万円
にもなります!
これは一人当たりの金額なので、
夫婦二人だと倍の
1,012万円
にもなります!
何ともビックリな金額ですよね
「老後2,000万円問題」というのを
ご存じの方も多いと思います。
夫婦二人暮らしで老後を30年間として
生活費などを計算した場合に、
2,000万円が不足するというものです。
実は、この調査には
介護費用はほとんど
含まれていません!
つまり、介護費用も考えたら、
老後2,000万円ではなく3,000万円は
必要ということになるわけです
実は介護費用以外にも
含まれていないものがあるので、
3,000万円でも足りない場合もあります
いったい老後資金をどれだけ作ればいいの?
という感じですよね
実際にいくらかかるかを計算したい場合は
以下のシミュレーションサイトなどを
使ってみるとよいでしょう。
シミュレーションだと大雑把すぎるので、
以下のようなツールを使うと
自分で計算することもできますよ
私のようなFPにライフプランを
立ててもらうということもできますが、
お金がかかってしまうので
まずは自分でやってみることがおすすめですよ。
とはいっても、
ライフプランを考えたり計算が面倒!
という場合は、
しっかりとお金を作ることが大事です。
少なくとも一般的な生活をしている人なら
老後資金が足りなくなることが多いでしょうし、
そもそも老後資金を不安に思っているなら、
不安解消のためにも
しっかり準備するしかありません。
老後資金作りは
NISAやiDeCoを使うのがおすすめです。
個人年金保険などの保険でも作れますが、
今はあまりお勧めしないので
資産運用で自分でお金を増やして
作るようにするとよいですよ
老後資金は生活費だけでなく、
一人当たり506.3万円の
介護費用も含めて作るようにしてくださいね
ちなみに、民間の介護保険は
割高なのであまりすすめません。
保険などに頼るよりも、
自分で資産運用でお金を作りましょう