この動画の日本語訳を作りました。間違いがあったらごめんなさい…
こんにちは。私はブレント・アンダーソン博士です。これはバランスド・ボディ社のポッドキャストです。ここは美しいマイアミ、理学療法とピラティスを行うポールスターの施設です。私は理学療法士で、ピラティスを用いたリハビリを専門にしています。今日は、腰痛の治療について少しお話ししたいと思います。腰痛のメカニズムを診始めるにあたり、ポールスターの3つの原理原則を引用します。
その1つめは、「分離(ディサソシエーション)と安定(スタビライゼーション)」です。このプロセスのために、ジェイミーがきてくれました。基本のエクササイズであるフットワークを行います。特に注目していただきたいのは、股関節が、蝶番(ちょうつがい、ヒンジ)のように分離できていることです。身体はこのままで、腰回りは動きません。数回やってもらいましょう。
なぜこのような分離の動きが大切なのか、ご説明したいと思います。怪我や、腰痛を引き起こすメカニズムがある場合、自身を守ろうと筋肉を固めてしまいがちです。固めてしまいがちな筋肉群は、お尻周りの臀筋、股関節外転筋群です。私達が患者に必要な分離と安定のエクササイズを教えるにあたり、とてもベーシックなワークです。股関節のより良い動きを促すため、基本となります。また、腹筋と体幹の安定性が増します。
次にお話ししたいプリンシパルは、「スパイン・アーティキュレーション(背骨の分節的な動き)」です。「動きを分散することは、力を分配することと同じ」、このメッセージを覚えておいてください。。ジェイミーに「ブリッジングシリーズ」をやってもらいます。一つ一つの椎骨を優しくアーティキュレートします。今、3つの重いスプリングを「リフォーマー」にセットしています。キャリッジが動かないようにです。(背骨を)分節的に上げて、下ります。アーティキュレーションが起こり始める時、よく腰椎5番/仙骨が詰まりがちになります。よく注目してほしいのは、腰椎上部の椎骨の動きです。息を吐きながら、(背骨が)一つずつ下りていくのを感じてください。そして軸を引き延ばしながら、下りていきます。
もう一度やってみましょう、今回はここで止めて、側方への動きを追加します。これは、小さな安定筋である多裂筋と回旋筋を目覚めさせ、より良くなるための手助けをしています。また、腹横筋も分節的な動きに目覚めさせるため、分節的なアーティキュレーションを行います。もう一度言います、「動きを分散することは、力を分配することと同じ」です。
四つ足になってください。最後のエクササイズは、「分離と安定」にとって本当にチャレンジングです。四つ足のポジションです。スプリングを変えることにより、腹筋に対してもっと難しくできます。もう少し座ってください。もう一度よい姿勢に。股関節だけの動きで、股関節が分離して(キャリッジを)押します。なぜこれがより難しいかと言いますと、背中が接地しておらず、器械からのフィードバックがないからです。腕の分離も加わります。腕(肩関節)のポイントから分離して押し出します。スプリングを軽くすることはエクササイズをより難しくします。また、動作時に、キャリッジの接地面を減らしフィードバックをなくすことも難しくなります。
3つのポイント、そのうち「分離と安定」から始まりました。臀筋を最大に緊張してしまう誤動作から、解放される見本です。それから「脊柱の分節」をやりました。「動きの分散は力の分配」です。そして最後には、新しく獲得した「分離と安定」の動きに、四つ足のポジションでチャレンジしました。
近いうちに、別のポッドキャストでお会いするのを楽しみにしています。さようなら!
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