ひとつ前の記事に、「以前は毎日鬼婆のごとく怒っていた」と書きましたが

私は子供のためを思って怒ったことなんか、1回もありませんでした。

常に、自分がイライラしているから怒っていたのです。

 

 

子供が何かこぼしたら・・・

子供がご飯食べるの遅かったら・・・

子供がイヤイヤやりだしたら・・・

予定時間に出発できなかったら・・・

お風呂がいつもより時間がかかって遅くなったら・・・

 

あげたらキリがないですけど、

「思った通りにコトが進まない」ことにめちゃくちゃストレスを感じていました。

 

 

それと同時に

「母親はもっとおおらかにならなければ」

「感情のままに怒るなんて母親失格だ」

「なんでもっと優しくできないんだろう」

「なんでこんなにイライラしちゃうんだろう」

って自分を責めていたから負のスパイラルで、本当に辛かったです。

 

 

 

子育てそのものを放棄してからは、

ますます「私はダメな母親」って自分を責めていたから

カラオケに難色を示した(っぽく私には聞こえた)元旦那さんから責められたように感じたのです。

 

 

 

少しずつ少しずつ「私はダメな母親」を手放すために、

「ダメな母親でもいいや」

「ちゃんとしてなくていいや」

「まちがってるって思われてもいいや」

自分を安心させる言葉を自分にかけ続けました。

 

私は自分で望んでお母さんになったし

母親とはこうあるべき!が強くあったし

簡単なことではなかったけれど、

今はこの声掛けをやって良かったと思っています。

 

 

 

子供のためを思って冷静に怒れるお母さんは、本当に素晴らしいと思います。

でも私には、それはできなかった。(そうなりたかったけど)

それだけ。

今は自己卑下でなく、そう思ってます。

そして、自分を「ダメな母親」って思うことが少なくなってくると

「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」もないから

娘たちにイライラすることもなくなりました。

 

 

 

ご飯全部食べなくてもオッケー

食べるの遅くてもオッケー

パンツ持ってくるの忘れてもオッケー(私のをはかせるからブカブカwww)

パジャマ忘れてもオッケー(あまりに忘れるので、置きパンツとパジャマを買いました)

準備にもたついて電車逃してもオッケー

ケンカしてもオッケー

泣いても拗ねてもオッケー

 

 

全部をおおらかに受け止められている・・・!!

なりたかった「お母さん」の姿に、今がいちばん近い気がします。

育ててないけどw

というか、ずーっと「子供を育てている」って思ったことはあまりなくて

「お世話している」だけな感じではあったんだけど

今は「お母さん」でもなくて、「ただの私」で子供たちとも接している感覚です。