こんにちは
がんと向きあうFP 辻本由香です。
年が明けて、寒い日が続いています。
今日は鹿児島でも雪が降ったとか。
皆さまご自愛くださいね。
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さて、患者さんからお金の相談を受けていると
時々離婚についての問い合わせがあります。
もともと感じていた性格や価値観の不一致が、
がんになったことがきっかけで表面化した方。
お互いを思いやる気持ちが強すぎて、
言いたいことが言えなかったり、
心配しすぎてうっとうしがられたりして
どんどん気持ちが離れていった方。
がんになった嫁なんて、うちには必要ありません!と
義理の母に言われた方。
などなど。
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質問として多いのは
① 収入が少ないなか、医療費を払っていけるかどうか
② 財産分与はどういったものがあるか
③ 年金分割について
① 収入が少ないなか、治療費を払っていけるかどうか
がん治療のお金の相談では、
1~2年程度の期間でキャッシュフロー表を作成しています。
がん治療は、患者さんへの負担や効果を確認しながら行うため、
長期で作成しても変更が伴うからです。
ただ、離婚後のシミュレーションについては、30~50年の
長いスパンで考えます。
医療費だけでなく、老後の生活や介護なども考慮して
暮らしていけるかを見ていくためです。
今後の働き方や体調面、貯蓄がいくらあるかも大切な要素です。
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キャッシュフロー表を作成した結果、
実家に帰ることを選択した人や
「どれだけ苦しくてもひとりで生きる」ことを選んだ人もいます。
離婚を考えるのは行き過ぎたと
冷静になった人も。
どれが正解ではなく、
納得して選んでいただけたらなと思います。
文字数の関係で、
② 財産分与はどういったものがあるか
③ 年金分割について
は、改めて記事にします!
がんになっても私らしく暮らせるよう、情報をお届けしてまいります
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このコラムが少しでも、皆さまのお役にたてましたら幸いです。
今日も1日、良い日になりますように
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