東海道東下り 十二回目 その 2
9月29日 2日目
金谷駅よりスタートです
柏屋本陣 跡
河村八郎座衛門が代々つとめた。金谷六人衆の一人に数えられ
本陣と名主をつとめた。先祖は徳川家康に忠節を尽くし信州に
知行地を与えられ 金谷宿、島田宿に屋敷を与えられている
佐塚屋 本陣跡
大井川鉄道 新金谷駅に停車中の蒸気機関車
日本左衛門首塚
宅円庵の境内にある江戸で処刑され首級は遠州鈴か森にさらされた
金谷宿の愛人おまん が盗み出しここに葬った。
石川五右衛門、ねずみ小僧治郎吉とならび盗みはするが非道はしない
お金持ちから盗んだものを庶民にばらまいたともいわれている。
金谷宿 川越し場 跡
土木学会選奨土木遺産 大井川橋
昭和三年 架設された鋼製トラス橋です。下部は井筒型の基礎
と門型の橋脚で構成。当時の技術力を結集して建設された最大級
の道路橋です。今なお当時の姿をよく残していることから
土木学会選奨土木遺産として認定された
長さ 1,026.4 m 道路部 8.3m 歩道 1.5m
川会所 跡
川合所は川札を販売し番宿には川越人足が控え札場は川札を賃金に
換金し川庄屋は川止めの判断を行った。
川越人足
最盛期には 島田 金谷合わせて 1000人ほどいました。
勤務管理上一組から十組に分け待機場所を一番宿 ~十番宿
と呼んでいました。川越業務は輪番制で担当組は越場に集合
して業務にあたっていた。人足にはかなりの修行期間と修練が
必要であった。
番宿
塚本家
九州備前大村藩の専用休憩所で上段の間を残している
大高欄蓮台
大名、公家など使用 料金 87000円 ~157000円
平蓮台 半高覧蓮台 大名家臣、上流庶民
料金 15000円~28000円ていた
当日の水嵩によってきめられていた
大善寺
時の鐘をならした。明け六つ 午前六時の鐘で大井川の川越し
がはじまる.暮れ六つ 午後六時で終了となる。
大井川の水神を祀り島田宿の鎮守であった。参道の石垣は川越
人足が毎日一個を持ち帰り積み上げたもの
今回の終点 JR島田駅に到着です 到着時間 午後15時40分