栗山さんの記事を読み、駆け込みで東京高校受験主義さんのスペースを聞いてきました。


わたしは普段はTwitterはあまり読まないのですが…(情報量が多すぎて驚き歳だ…)


急だったので、出版のことも知らず、本を読んできてくださいというアナウンスも知らず、パスワードが必要な資料も手元にない状態で聞きました。


東京高校受験主義さんのことは、以前から薄っすらと存じ上げており、なんとなく私とだいたい似たような考えだなぁと思っていました。


私は、高校受験も悪くないけど、凡人は高校3年間で高校内容をマスターするのは難しい(←経験者)から、できれば一貫校カリキュラムで学ばせたい。でも疲弊する中受は避けたいな…


という考えを持っていました。(もし都立中残念の場合、公立中進学し先取りがんばろうという考え)


紆余曲折ありながら、2人の子たちは…


上の子…都立中塾に1年通う→都立中進学

下の子…国私立中塾に3年通う→国私立中進学


となりました。それぞれの子の状況に対応していったらこうなった、という感じです。


親の理想通りにはいかないものだなぁと日々つくづく学びつつ…


いろんな受検/受験経験をもとに、スペースを聞いて個人的に思ったことを書いてみようと思います。


メモ取らなかったので、自分の中に残ったものだけ。超勝手な思いつきです。


〈感想〉

・小石川ってそんなにスゴイ先生が集まっていたのか〜👀


そこまでとは知りませんでした。専門家がそんなにいらっしゃったのか。長く勤める魅力的な先生が多いのですね。100年前からの理念が受け継がれているところはホント私立みたいだと思いました。


(息子校はそこまでじゃないみたいだけどもちろん「いい先生多いなぁ」と思っています)


スペースでは「男子目線」で語られていましたね。?


お話を聞いて「小石川ってすごく面白そう」と改めて思ったので、「御三家受かりそうな男子」(←スペースではこのように表現されていた)がもっと小石川目指すといいな^^


(上の子も下の子も小石川には連れて行きました。上の子の場合「レベルが高くてうちには無理…」となり下の子の場合「木が生えてないから無理…」←下はいつもこんな感じ… となりました。うちにはご縁はなかったです。)


さすがに同じ受験日の筑駒志望の男子を呼び込むのは難しいかもしれないけど、都立中志望する最難関志望男子が増えると面白そう…


私は基本的に「共学派」です。もちろん子が別学を希望するならそちらを応援します。私立中受験男子は渋渋の難易度も上がってきたし、共学志望男子増えるといいなぁ…



・とはいえ、東京の御三家並びに名門男子校はやはり強い


下の子で私立中受験を経験し、やはり東京の超人気私立校はめちゃ強いということがわかりました。人脈を期待して入る方もとても多いように感じます。これはお金で買えないもののようだ。


やはり東京は富裕層がべらぼうに多い。教育費など気にしない層がたくさんいる。(パート先の税理士事務所で働いていると日々実感する。私医の留年費600万円を「も〜」とボヤきながらポンと出せたり驚き階層社会…)


ので、小石川はこれからも都立一貫の別格枠に留まり続けるだろうけど、最上位国私立校ともしかすると同レベルになることはあっても、越すことはないだろうなあと思いました。


高い異なる山が何個も聳えているというのは、多様性という観点からよきことですね。一極集中しないという意味で…


小石川がんばれ!


と思いました。(…息子校は…?^^;)



・退学者の理由例が「それは例外では…?」と思った


スペースで挙げられていた「都立中退学者の理由」に「他の魅力的な都立高へ進路変更」がメインかのように紹介されていた(聞き間違いだろうか)。国際系とか科学系とか。そういう方もいるだろうけど、少数ではないかなあと思った。高校受験で都立高校に入学し直すと、カリキュラムがかぶるし、一度済ませた内容を再度履修しなくてはいけない…。目的意識がしっかりしていて、あえてそういう道を選ぶ子もいるだろうが、主流派ではないのでは…


わたしが直接知る退学者は3名(たまたま…ママ友…)で、いずれも学力不振か起立性障害をきっかけとする不登校などが原因だったが…


その他海外大を視野に入れた高校留学(日本に戻ってこない前提)のため退学された方もいると聞いたことはある…


↑全ての退学理由を知っているわけではないので、なんとも言えないですが…


お話によると、一時期よりましにはなったとはいえ都立中の退学者は多い。でも私立もなかなか多い…というのがわかった。


不登校や退学は、特定の学校責任というより、もはや時代の病といったものが原因はないでしょうか…




・次世代リーダーありきで志望するのはリスクあるかも…


女子と違って男子は海外に出たがらない。小石川は中3で全員オーストラリアにホームステイする。これがきっかけで語学に目覚めたり、次世代リーダーに申し込む男子もいる(らしい)。特に男子は競争率が低いからおいしい。約1000万円かかる留学が低負担で経験できる。


確かにそうですが…


親は「次世代リーダーに応募してくれたらいいな」と期待しても、子に「え?興味ない」とバッサリ拒否されて終わった…話を多く聞きました。うちもそう( ;  ; )確か80万円くらいで行けたような気がします(今はもっと上がっているかと思われる)。


学内選考もそこそこ厳しく、説明会も1回しかなかったり、案内もペラっと掲示されるだけだったり…はじめから留学に興味がある子でないと現実味は薄いかも…。また事前研修・事後研修・各種レポートがたくさん課されるため、それらを面倒だと思う男子にとったら「まっぴらごめん」かも。


入学前「結構興味あるかも」と思っても、応募の時期がくれば、気が変わっていることも往々にしてありそうですよね…子どもだから…


イメージは「○○という部活に入りたいから志望して入学したが、蓋を開けてみれば別の部活に入った」というあるある…


意外とよく聞きませんか↑


別に悪いことじゃないと思いますが、「子どもの気は変わるものだ」という前提でいたほうが、後から驚かなくて済むと思います…


と個人的に思った。学校にによるかもしれません。



・やはり課金しすぎないのに賛成

スペースで「課金しすぎない」ことをお勧めされていましたが同意です。適性検査に特化した勉強ばかりしても学力は高くなると思いません。もともと醸成された力をスピード処理していく試験だと思うから。じゃあどうすればよいか、きっと本に書いてあるのだと思います^^


個人的な意見としては「私立中の勉強が有効。算数は小5カリキュラムまで。理社はメモチェ程度を頭に入れる。適性検査対策は小6から。志望校対策は秋から。採点が難しいからここはプロの手を借りてもいいかも」です。


適性検査は博打要素がとても大きいので、課金しすぎない方がよいように思います…



・気楽に受けても不合格のダメージはなかなか大きい


倍率が高いから、ダメ元で受けてだめでもいいよね。というスタンスで受けて不合格だった場合、思いの外ダメージが大きいと思います。同じ不合格をいただくなら「全力で」(←全力で課金という意味ではない)取り組んだ結果の不合格の方が得るものがあると思います。


どんなに頑張って受検勉強したとしても、私立組の総量に敵うわけがない(←経験してみないとわからないと思う…)ので、小6の夏くらいからでいいので「本気で」取り組んでみても損することはないかも。作文書く良い機会になりますし…


と個人的に思いました。


偉そうですみません。


その他は、「超目新しい」ことはなく、都立中に通っていたら「うんうんそうだよね」と思うものまんさいでした。


面白かったですにっこり



書籍が品切れで手に入らなかった方もいらっしゃるため(極秘資料をもらえるキーワードが書籍の中に書いてあるらしい)似たような回をまた開催されるそうです。


東京高校受験主義さんは、自分の足で地道に集められたたくさんのデータをお持ちだと思いました。


ご興味ある方は、本を購入されて子の進路を考えるひとつの参考になさってはと思いました。


本のリンク先は栗山さんのブログからどうぞ…(リンク先貼る手間を省く…)