柚香光1st Solo Concert『TABLEAU』
9月14日17:00公演を観劇しました。
メッセージが流れています。日替わりのよう
14日は、13:00公演と17:00公演を観ました。
この頃一日に2回公演を観るのがちょっぴりしんどくなってきたように感じていたのですが、そんな心配はどこへやら~
17:00公演もすごく楽しかったですし、回を重ねる毎に自分の気持ちが上がっていったように思います。
今回、自分の覚えの意味も含めて、場面毎にちょっと詳しく書いていますので、知りたくない方は以下ご注意下さい。
曲名はわかる範囲で書いていますが、知らない曲が多かったので、ネット等で調べて参考にさせていただきました。あげていただいた方々ありがとうございます。
1 Let Me Entertain You (ロビー・ウイリアムズ )
幕開き、黒い四角の枠が動き、その中に現れるれいちゃんの黒いシルエット
すごくかっこいいです。
ライトがあたって、歓声、そして手拍子
お衣装は、ゲネプロ記事にも載っていた黒に金の入ったハードっぽいもの
髪は金髪で最初の方はちょっと細かいウェーヴがあったように思います。(ただし、コンサートが進むにつれ、どんどんストレートに)
2 踊(Ado)
初見のときは、1・2曲とまったく知らない曲が続き、歌詞もわからないし、ついていけるかちょっと心配に・・・
でも、どんな曲か調べたりしたら、2回目からはわりとすんなりノレました。
3 MC
れいちゃん(柚香光さん)のトーク
「みなさーん、こんにちは、柚香光です。
“TABLEAU”とは、動く額縁のこと
その名の通り、いろいろな場面があるので、楽しんで」みたいな感じ
「みなさん、元気ですね~」とか言ってくれて
れいちゃん自身が、うれしそうで、楽しんでいる感じ
4 Bang Bang(シェール)
ストーリー自体の曲で、歌唱は直さん
れいちゃんが曲の前にストーリーの前半を説明してくれます。
幼なじみの二人がピストルを撃つまねをして遊んでいるところから始まり、やがて成長した二人は・・・というような感じ
れいちゃんは、ピストルを撃つポーズをしたり、直さんと絡んだり・・・
ちょっとツレない感じもよかったです。
直さんのドラマチックな歌声もすてきで、映画みたいでした。
5 ダンサーさんたちとシンガーのお二人が出てきて、歌い踊る場面
お衣装はタキシードに山高帽とケーン
曲が終わったら、れいちゃんが、舞台のちょっと高いところに小さなピアノのセットごと出てくる。
れいちゃんは、お着替えして、たぶん飾り付きの黒タキシード
6 れいちゃんの曲名紹介で「My eyes on you」と聞こえたのですが、もしかしたらフレッド・アステアさんの「I've Got My Eyes On You」ではないかと
この場面、れいちゃんは最初ピアノを弾いて歌うのですが、やがて、タップし出して、台から降り、舞台全体をタップしながら踊ります。
クラシックなミュージカルの趣と躍動感があって、大好きなシーンですが、動画で見たアステアさんもピアノ弾くことから始まりタップダンスへと移っていきました。
女の子の大きな写真を持って踊るのも同じ
ちなみに、れいちゃんがピアノを弾くとき、この写真は譜面の横にたててあるのですが、それが、まどかちゃん(星風まどかさん)に似ているように思えて・・・
わたしは、大阪公演はまどかちゃんがゲストだからかなあ、東京では華ちゃん(華優希さん)になるのかなあ、などとぼんやり思っていました。
ところが、ネットで、華ちゃんに似ているというご意見をお見かけし、双眼鏡で観てみたのですが、どちらとも違うような気がしてきて
そうしたら、またネットで、華ちゃんとまどかちゃんの合成ではないかという話もあって・・・
どうなんでしょうね、いつかわかる日は来るのでしょうか
7 Puttin' On the Ritz(『TOP HAT』より)
れいちゃんはシルクハットをかぶり、ケーンを持って、他のメンバーの方たちと踊ります。
とてもすてきでした。
8 MC
曲の説明とご自分の『TOP HAT』について
「『TOP HAT』ご覧になった方いらっしゃいますか?」と客席に聞かれた回もあって
「はーい」とみなさん手をあげて、れいちゃんうれしそうでした。
9 Feeling Good(ニーナ・シモン、マイケル・ブーブレなど)
もともとはミュージカルの曲だそうです。
男性ダンサー3人を従え、歌い、踊るれいちゃん、かっこよかった。
歌もよかったと思います。
10 宝塚時代の曲
このコーナーについては、前回のブログでも書いたのですが、ゲストの有無で構成や曲が変わります。
『Cool Beast!!』や『The Fascination!』などの曲が流れ、れいちゃんの宝塚時代の姿の映像が流れて、客席盛り上がる
そして、れいちゃんがお着替えして登場。ブルーグリーンのアシメントリーなお衣装
17:00回は
『アウグストゥス』の「祈り」
『巡礼の年』の「フランツ・リスト=アイドル」(ここが回替わり)
MC(アイドルとどっちが先か忘れました)
『アルカンシェル』の「たゆたえども沈まず」
リストのアイドルで、ダンサーさんたちが大劇場の貴婦人さんたちみたいなリアクションしてくれて楽しかった。(ノリノリでなかなかハケない)
ここは客席降りもあって、みんな、きゃあきゃあ言いました。わたしはすぐ近くというわけにはいかなかったのですが、客席を巡っているれいちゃんを見るのは、うれしかったです。
MCでは恒例の、「教えてタブロー」
華ちゃんから2回目の質問が来ていて、今回はファッションのこと
後の方で、華ちゃんの前回の質問にもふれて、「あの人面白い人ですね」とおっしゃっていました。
それから「緊張について」と「僧侶の役がきました。悩めるわたしたちにありがたいお言葉をください。」
ちょっと人生相談みたいだった。
れいちゃんはすごく深いことをおっしゃっていて、すばらしいなあと思ったのですが、文章にすると長くなりそう(そしてうまくまとめられない)ので、カット
このコーナーは毎回すごく楽しいのですが、この回、ふと「れいちゃんの男役は、もう見られないんだ」という想いが胸をよぎってしまって・・・すぐに気持ちは切り替えましたが
『TABLEAU』のれいちゃんがすばらしいすぎて、あの至高の男役を惜しむ気持ちがまた出てきたのかもしれません。
11 映像(インタビュー)
12 フラメンコ
映像が消え、暗くなったところに浮かび上がる、れいちゃんのシルエット
ライトがつけば、赤いドレスに赤い靴、赤い口紅
全身全霊をかけ、魂の叫びが聞こえるような、れいちゃんのフラメンコ
歌唱は、開さんと直さん。二人ともすばらしかった。
13 聖域(福山雅治)
フラメンコを踊り終わって、赤いドレスで歌った「聖域」も魅力的でした。
男性ダンサーたちと絡むシーンもあり、お膝にのったりしていましたが、べた付かず、キリっとしてすてき
14 MC
まず、フラメンコについて
出会いは『DANCE OLYMPIA』で、男性パートのフラメンコを踊ったとき
その時から心惹かれて、コンサートでやりたいことと聞かれて、フラメンコと答えたとのこと
7月にスペインへ行き、フラメンコの勉強をされたそうです。
その時の写真が映し出されていました。
続いて、次に歌う「夢やぶれて」について、話されていました。
大意ですが
「この曲は、『レ・ミゼラブル』の非常に有名な曲で、みなさんご存じだと思います。
わたしがこの曲に惹かれたのは、ファンティーヌが何もかも、人間の尊厳まで失って、どん底で歌う曲ですが、メロディーなどに、どこか希望がある、人を信じる気持ちがあるように感じます。
わたしが歌うのはおこがましいようにも思うのですが、わたしなりに大事に歌わせていただきます。」
れいちゃんがこの曲を大事に思っていることを感じました。
15 夢やぶれて(『レ・ミゼラブル』より)
初見の時、この歌を歌うと聞いて、ちょっと意外に思ったんです。
わたしは宝塚以外のミュージカルはほとんど見たことがありませんが、そんなわたしでも知っている曲で、いわゆるシンガーの方が歌い上げる曲だと思っていましたので。
れいちゃんの歌声は大好きですが、どんな感じになるのだろうと・・・
でも、れいちゃんの「夢やぶれて」に、わたしは感動しました。
きっと、すごく努力されたんだろうと思います。
たしかに12日は少し苦しそうなところもありましたが、14日は安定していたような。
なにより、れいちゃんは本当に役者なんだと感じました。
特に17:00の回は、すごく気持ちが入っていて、ファンテーヌそのもののように思いました。
(といっても、わたしはずいぶん昔に本を読んだことがあるだけですが)
この演技力、役への入り込み方を、これからも見せてほしいです。
16 銀色のお衣装のダンサーさんたちのダンス
17 Born This Way(レディー・ガガ)
大きめのビーズが連なったような飾りの付いたお衣装で、れいちゃん登場
サングラスとヘッドアクセも
このお衣装もとても似合っていたし、ガガ様の曲と振付もよく合って、お洒落だった。
18 Chandelier(シーア)
れいちゃんがいろんな飾りを取って、シンプルなワンピースだけになり、裸足で踊る
ダンサーさんたちも踊る
歌唱はシンガーさんたちかな
コンテンポラリーというのか、すごく体で表現しているダンス
れいちゃんの身体能力と表現力はすごいと、ここでもまた思いました。
19 プログラム撮影風景の映像とインタビュー音声
20 残響散歌(Aimer)
れいちゃん、記事で取り上げられていた白のパンツドレスで登場
トップモデルみたいで、圧倒的な存在感だった。
歌もすごくよかった。
赤が基調のバックに和模様が流れ、白いれいちゃんが映えまくり
かっこいい
21 MC
出演者紹介。柚組だそうです。
みなさん実力のある方ばかりのようで、すばらしかったです。
シンガー:塚本 直さん・長谷川 開さん
ダンサー:小石川茉莉愛さん・水島 渓さん・鑓水海人さん・大田志歩さん・畠中ひかりさん・小澤竜心さん
(プログラム掲載順)
22 Stand By You(Official髭男dism)
れいちゃんとメンバー全員で
楽しそうでした。
23 MC
ここのお話は、わたしが観た3回ともよかったのですが、特に17:00の回は心に沁みました。
きちんと憶えられていませんし、混ざってしまっているかもしれませんが、いずれも宝塚時代の15年を振り返り、応援してきたファンへの感謝を伝えるものだったと思います。
この回は、お話を始める前に、かなり間をあけていらっしゃいました。
「この15年間いろいろなことがありました。
東日本大震災、コロナ禍・・・無観客の千秋楽もありました。
自分も苦しいときがありましたが、ファンの皆さんにも苦しい想いをさせてしまったように思います。
皆さんがいてくださったから、ここまでやってこれました。
本当に、この感謝の想いをどうやって伝えたらいいのか
この心をそのまま皆様に届けたい・・・
大切に歌います。
「言葉にできない」」
24 言葉にできない(オフコース〈小田和正〉)
この歌は初見の時から無理がなくよかったんですけれど、この回は、泣けて泣けて・・・
そして、なんだか、心がやわらかくなっていくような気がしました。
こちらこそ、れいちゃんに感謝の気持ちを伝えたい
25 挨拶
白いドレス姿で
「自分は本当に舞台が好きなんだ、皆さんとこうやって過ごす時間が好きなんだ、と思いました。
またこの場所に戻ってこられるよう、
柚香光を、磨いて、磨いて、磨いて・・・いくので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。」
とおっしゃって、きれいなお辞儀をされました。
なんというか、もう、感動
胸がいっぱい
れいちゃんの舞台が大好きなので、こういう風に言っていただけて、本当にうれしかった
26 まつり(藤井風)
アンコール曲
れいちゃんも白のタブローTシャツに着替えて、シンガーさん二人と客席降り
舞台ではダンサーさんたちが踊りまくっていらっしゃいました。
27 アンコール2回目
れいちゃんだけ出てこられて、お辞儀
マイクなしでしたが、何か(ありがとうございましたかな)言っておられるようでした。
この回でわたしの『TABLEAU』大阪公演はラストでした。
公演を観る前に思っていたより、ずっと幸せな時間を過ごすことができたように思います。
なにより、また、れいちゃんにときめいてしまった
『TABLEAU』って、本当にいろいろなれいちゃんを味わえるコンサートで
こうやって、各場面を書き出してみて、あらためて、すごくない?と思いました。
わたしが書いたものより、もっともっと見所あるはずです。
そして、すごく可愛いれいちゃんが、いろんなところにひょっこり現れて
お水を飲んだり、タオルでゴシゴシしたり、
雨降ってきた?みたいに上を見上げたり
「たまごボーロって言いませんでした?」と客席に聞いたり
なぜか、途中から女の子のように走ってみたり(赤いドレスで何か取りに行ったときです)
目が離せない
そうかと思えば、すごく理知的で、聡明で
「教えてタブロー」で深い話をしたり、難問をさらりと解決したりする
やっぱり、すごい方なのですね
東京へも行けそうなので、楽しみです。
ホテルで撮ったプログラムとアクスタ
宝塚時代のかわいいれいちゃんも入れてみた
ずいぶん長くなってしまいました。
いろいろ間違っているかもしれませんが、ご容赦下さい。