花組東京宝塚劇場公演『アルカンシェル』~パリに架かる虹~
4月17日13:30公演を観劇しました。
以下、公演の内容に触れるところがありますので、知りたくない方はご注意下さい。
前日に休演者のお知らせが出て心配だったので、ロビーではまず掲示板を確認
ちさとちゃん(花綺ちさとさん)も休演に・・・
16日は、この掲示板が出ていなくて、別の場所にもう少し簡易なお知らせがあったので、間に合わないくらい急だったのかなあ、と思いました。(七彩はづきさんはそれにも書いていなかったと思います)
公式HPのお知らせ
休演者の方々が早く復帰できますように(でも無理はしないでね)
そして、どうかこれ以上休演者が増えないことを祈ります。
ちょっぴり心配な気持ちで客席に着いたのですが、舞台はとてもよかったように思います。
れいちゃん(柚香光さん)には気迫を感じました。
この回はセンターブロックで、れいちゃんがよく見えるお席でした。オペラでずっと観ていたのですが(もちろん拍手や手拍子はしっかりしました)、歌もダンスもお芝居もすばらしかったですし、本当に美しかった
フィナーレCの、もんちゃん(七彩はづきさん)がれいちゃんとちょっと絡むところには、みさこちゃん(美里玲菜さん)が入っていたと思います。
この場面は、濃ピンクのフリフリお衣装れいちゃんと娘役さんの場面です。大階段上で、れいちゃんと娘役さんがちょっとずつ絡むところがあるのですが、わたしは、ここに、みこちゃん(愛蘭みこさん)とみさこちゃんをいれてほしかったと思っていました。
二人はれいちゃんの真後ろの上の階段でスタンバイするので、割といい位置ではあるものの、退団する方たちなので、少しでいいかられいちゃんと絡ませてあげて欲しかったな、と。
だから、みさこちゃんがもんちゃんの代わりに入ったのはうれしかったのですが、どうせならみこちゃんも入れてあげて・・・と思いました。(そんなわけにもいかないのでしょうが)
でも、二人ともすごく綺麗で可愛いです。
この回は、まゆぽん(輝月ゆうまさん)演じるコンラートの表情を正面から観て、震えました。
1幕第5場「ナチス・ドイツの稽古場視察」で、カトリーヌ(星風まどかさん)にシュトラウスを歌わせて、聞くシーン
目を閉じて聞いているところからすでにヤバい雰囲気がたっぷりなのですが、目を開けた瞬間・・・
ヘビの目だ!と思いました。(褒めてます)
彼に目を付けられたらおしまい
欲しいものを手に入れるまで彼は絶対諦めないだろう
そんな執念深さと自己陶酔が入り交じった危険さを、すごく感じました。
その後、まゆぽんコンラートは、まどかカトリーヌの手に口づけするのですが、ここも思わず手をゴシゴシしたくなるような(褒めてます)
カトリーヌはそんな失礼な真似はできませんが、そっともう片方の手を持っていったまどかちゃんの演技もよかったと思います。
とにかく、まゆぽん、すばらしい
宝塚大劇場ではよく泣いていたのですが、東京では今のところ涙なく観ています。
スカイステージの特番やグラフなどはまだ見ることができないので、見たらどうなるかわかりませんが。
今は、1回1回の舞台を精一杯味わいたいです。