花組宝塚大劇場公演『アルカンシェル』~パリに架かる虹~

 

3月24日が千秋楽でした。

 

この日のことは、すでに簡単に書いたのですが、もう少し書いておきたいと思います。

 

 

当日の夜書いた記事はこちら

 

 

 

この日は13:00公演でしたが、朝から慌ただしくて

 

宝塚ホテルの朝食は午前7時からなので、数分過ぎに行ってみたら、すでに白い服を着た方々がいっぱいで、びっくり

 

そういう自分も、この日は全身白照れ

 

ホテルを出ても、白い服の人々が流れとなっていて

 

当然、大劇場の門内もロビーも客席も、白い服の方がたくさん

 

やはり、特別な1日という感じでした。

 

もちろん、白ではない方も普通にいらっしゃいました。

 

 

朝は雨が降っていたのですが、開演1時間前には止んでいて、空も明るくなってきたようだったので、うれしかったです。

 

 

千秋楽は2階B席でしたが、前日にSS席で観られたし、オペラでれいちゃん(柚香光さん)を追いかけられるので、大満足照れ

 

拍手・手拍子もしっかりしました。

 

 

わたしは前楽を観ていなかったので、サヨナラショーの情報はシャットダウンして臨みました。

 

結果的に、サヨナラショーからの退団者挨拶という、退団セレモニーの流れが心に沁みて、沁みて・・・えーん

 

もともと弱い目をちょっと痛めていた上、涙で滲んでいたのですが、もう見えにくくてもいい!と、泣かない努力を放棄照れ

 

 

サヨナラショーで一番印象に残ったのは、やはりれいちゃんの黒燕尾

 

以前のブログでも書いたのですが、サヨナラショーで黒燕尾を観ることができて、とてもとても、うれしかった

 

 

そして、お花渡しにマイティーが来てくれて、すごくうれしかった

 

 

うれしかったといえば、れいちゃんとひとこちゃん(永久輝せあさん)の、「理想の為に」(『二人だけの戦場』)をやってくれたこともラブラブ

 

この曲は、れいちゃんの歌の中でも、トップクラスに大好きで、公演中にカスタマイズCDを作った時も入れたのです。

 

そして、れいちゃんとひとこちゃんの並びが、やっぱりいいなあラブラブ

 

未練になりますが、もっともっと観たかったです。

 

 

まどかちゃん(星風まどかさん)のソロの歌(宙組時代を知らないのですが、『アナスタシア』でしょうね)に感動。とても素敵でした。

 

 

退団されるふじもんさん(舞月なぎささん)・ホッティー(帆純まひろさん)・みこちゃん(愛蘭みこさん)・みさこちゃん(美里玲菜さん)は、『ENCHANTEMENT』で銀橋渡り。キラキラと美しかった。

 

 

他にも『はいからさんが通る』『『The Fascination!』『Cool Beast!!』『元禄バロックロック』『TOP HAT』『Fashionable Empire』から選曲されていて、胸がいっぱいに

 

黒燕尾の男役群舞も、『はいからさん』の「黒い瞳」でした。

 

 

そして、れいちゃんのご挨拶が、本当にすばらしかったのです。

 

黒燕尾姿は、この上なく美しくて気品に満ち、しっかりと話された言葉は、心の一番深いところまで届くようでした。

 

この人に会えてよかった、好きになって、ずっと好きでいてよかった、と思いました。

 

 

 

終演後もなかなか忙しかったです。公演はできるだけ観たかったので、かなり遠征しましたし、千秋楽の頃は疲れも出ていたと思います。自分は全てのイベントに参加したわけではないのですが、応援している方の退団というのは体力もいるなあと思いました。

 

 

 

前にも書いたのですが、公演期間中は、いろんなことに「こんなことをするのも最後かも・・・」と思っていました。

 

宝塚大劇場に対しても「もしかしたらもう来れないかもしれない」と

 

宝塚が嫌いになったとかではなく、それどころか、もう観られないと思うと、すごく寂しくなるのですが、それでも、その想いはずっと抱えていました。

 

きっぱり「わたしも卒業」とか決めたわけではなく、「・・・かもしれない」ですが照れ

 

 

とにかく、一区切りとして、大劇場と宝塚の街に自分なりのお別れがしたかったのです。

 

センチメンタルで申し訳ないのですが、最初に宝塚に来たのは1992年と30年以上前

 

ギリギリ旧大劇場でも観ていて、途中長いブランクはありましたが、思い出はたくさん

 

特に、れいちゃんを知ってからは、自分としてはずいぶん通ったように思います。

 

 

千秋楽の夜は、ホテルに帰った後、再び大劇場に行きました。

 

あまり遅いのは気が引けたので、これは夜の9時過ぎ頃

 

もちろん門は閉まっていましたが、まだいろいろなところに明かりが灯り、遠目ですが楽屋口には待っている人の姿もありました。

 

花のみちを少し歩き、ホテルに戻り、展示コーナーへ

 

何度も見た写真ですが、千秋楽の日に見ると、感慨深いものがありました。

 

 

みんないい表情で笑っているように思えます。

 

特に、大好きだったレジスタンス5人組のシーン(肩を組むところ、写真でも胸アツ)とか、れいちゃんとひとこちゃんの二人写りのシーン(「SWINGの場面」で二人の表情と雰囲気がとてもいい)とか、お気に入り

 

キャトルレーヴの舞台写真にも、同じシーンのものがあるけれど、ホテルに飾ってある方が好きだったのです。

 

何度も書いていますが、販売して欲しい~

 

 

ところで、皆様のブログなど拝見すると、れいちゃんグッズなどをきれいに飾られて、レビュールームか宝塚歌劇の殿堂のようキラキラ

 

それに引き換え、わたしの部屋は・・・

 

れいちゃんのご卒業とあって、関連グッズ等の段ボール箱が次々届き、飾るどころか収納も追いつかずあせる

 

 

なんだか申し訳なくて、今回の公演では長めの滞在が多かったこともあり、ホテルの部屋でちょっとだけ飾ってみたりしました。

 

キャトルに売っているマルチスタンドファイルⅡに舞台写真を入れると、そのまま飾れるし、枚数入れられるので、めくるだけで違う写真に替えられて、便利でした。

 

 

そして、宝塚ホテルも「今後あまり泊まらなくなるかも・・・」なので、今回連れてきた人たちで、千秋楽の翌朝記念撮影

 

 

上の写真のとき、うっかりチケットファイルのれいちゃんを入れるのを忘れて、別に撮りました。

このチケットファイルは、れいちゃんトップ大劇場お披露目に合わせて販売されたものだと思います。

その頃からずっと使ってきました。保存用にもう1~2個買っておけばよかった照れ

 

『青薔薇』の頃からの観劇のお供である可愛いれいちゃんと一緒に撮影

 

 

まだ東京公演もありますが、れいちゃんが宝塚大劇場を卒業されたこの日は、やはり特別な1日でした。

 

当日は、泣いているのに不思議と実感がなく、今もまだご卒業されるのが信じられないような気もします。

 

 

千秋楽の後は、現実世界でかなり忙しく、タカラヅカニュースの千秋楽の模様と、れいちゃんのディナーショーとまどかちゃんのミュージックサロンを配信で観たぐらい。

 

ディナーショーは日程等で早々に参加をあきらめ、申し込みもしなかったのですが、配信を観ていて、がんばれば行けたんじゃないかなあ、いや、やっぱり無理だっただろうなあ、と心が揺れました。

 

 

配信は2回観られてよかったですが、てっきり東京でのディナショーも配信してくれると思っていたので、そこは残念

 

れいちゃんは綺麗で可愛くて面白かったラブラブ

 

 

ちょっと落ち着いてからは、いろいろな想いが湧いてきて、心も忙しかったです照れ

 

今は、なんとか東京公演に行けますように、と願っています。

 

 

長々とまとまりなく書いてしまいましたが、千秋楽を大劇場で観られたことは、本当にありがたいことだと思っています。

 

そして、れいちゃんの大劇場最後の公演ということで、かなり長く宝塚に滞在できましたし、今までできなかったこともできました。

 

またブログにあげられたらいいのですが、とりあえず東京公演に向けて、いろいろと整えたいと思います。