送別会

今日は、ワタミ時代お世話になった先輩の送別会


「サービスの勉強をしたい。

そのために

東京ディズニーランドかワタミで働きたい」



そう志し、ワタミでフリーターとして、約２年、勉強させてもらった。

調理師免許を持っていたため

キッチンに放り込まれる「逆バンビーノ」状態


先輩は、大学生で。
そこのキッチンのトップだった


当時の店長に

「キッチンは、彼が動けばみんな動きます」

と、言われたカリスマキッチンリーダー



寡黙な方で、最初は怖かった




仕事、聞くのも


「コイツ、くっだらねーコト、聞いてくんなぁ

ンなこと聞く前に○○覚えろや」




とか、思われていたらどうしよう

って思って、違う人に、聞いていた



でも、色々話して



いっぱいの夜を、飲み明かして



彼が「けっこうオモロイ人、なんダナ～
」


って、気付くのに、あんまり時間はかからなかった。



飲み会の、最高の盛り上げ役

すっごい、ノリノリなの


仕事中と、飲み会では人格変わるし


彼の「ばぃ～（「はい」と、言っているらしい）


は、いまだに我が家のブーム


なるべく、ダルそうにいうのがポイント




そんな、大切な先輩の送別会を







本日、寝過ごした

店名コンテスト

実は今、ウチのたこ焼き屋さんは名前がないっス


ナナシノゴンベちゃんなんす


師匠のところから、１月に独立して、最初は去ってしまった相方と一緒に決めた

「焔魂ＳＰＩＲＩＴ」
って、店名でやっていたんだけど、お客様から大不評で


それで、僕たちは気に入っていた店名だけれど


「お客様は、どんな店名だったら嬉しいかな」


って思って、３種類の候補のなかから、選んでもらっているんだ。で、４月からは、一番人気のある店名でやって行く、と




途中経過発表

一位 たこ焼き道場 めりけん魂

二位 魅惑の、まっふ～WORLD

三位 焔魂ＳＰＩＲＩＴ



やっぱり、焔魂はドベ


ちなみに、一位のめりけん魂は、昔、お好み焼き修行していた

「神戸めりけん」

から、店長の許可をいただき、使わせていただいたもの

「魂」の文字を入れるのにこだわるのは



死んでしまった、ボクの親友が
ソウルシンガーだったから


本場アメリカで「日本人で唯一、彼の歌にはソウルがある」といわれた
彼の名前はＯＲＩＴＯ


だから、ウチでは彼の歌しか流さない、って決めている。

本当は「売れる歌」って、あるみたいなんだけどね

別れ

じつは、最近

「いつか、一緒に店をやろう！！」

と数年前から、夢を語りあってきた相方が、方向性の違いから抜けてしまったんだ


「一人でやったほうが、いいですよ。オレは抜けます」


というメールを残して


お互い、個性の強いこともあり、まったく正反対の意見も出ることしばしば、であったのだけれど
むしろ、その違いを楽しみ、振り幅の広い店舗開発を目指し、今までやってきてたんだ


料理人としての、トップクラスの腕をもち、本当に尊敬してた


「料理性の高いたこ焼きを！素材にとことんこだわって、革新的にうまいたこ焼きを創って行こう」


その想いに、彼の力が心底必要だったのだけれど

彼の長所を、まったく活かせないまま、終わってしまった



今、すごい悩んでいる


「どうやら、彼の良さを活かせたか」


「打てる手は、全て打ったつもり、でも、何か他に道はなかったのか」



彼をよく知る友達に、今日相談にいったら


「いや～、彼は料理人だし、ハナからたこ焼きなんてやりたくなかったんですよ」
と、一笑された




まだまだ、屋台って低い仕事に思われるし、たこ焼きも、料理としてナメられてる


でも、絶対そんなことないって、信じてる

自分が、最高と思える商品を「美味しい」と言っていただける感動に、固定店舗も屋台もない



ズタズタに落ち込んでて、今は何もしたくないけど

今日も最高の笑顔で、たこ焼き焼きます。

オレのたこ焼きを、楽しみにしてくれるお客様がいるからね。


必要とされるから、がんばれる
しあわせだから、がんばれる


たった一人で歩くことになった、たこ焼き道だけど

このくらい、やりがいがある方が、オレにはちょうどいい







たこ焼き道なんてなぁぁぁぁぁっ




オレが駆け抜けた後に、出来るモンなんだよぉぉぉぉぉぉっ




やるぜっ、今日も



届けっオレのめりけん魂っっっっっ

星になってしまった、アイツのところまで













・・・はい、精一杯のカラ元気でした