待ちに待った、OPDESアジリティ大会
会場はOPDES初となる埼玉県本庄の河川敷でした
我々にとっての2017年、アジリティ開幕戦です
4時頃に家を出る時は、いつもと変わらない元気なメリアでしたが、テントを張り終わり、6時頃に駐車場からメリアを連れてきてゲージに入れて顔を見たら、なんてこったー
左目の下から、中にあるべき組織が飛び出ていたのです
これは、競技中の写真ですが、左目はこんな状態でした。
すぐにスクールのお仲間に、「チェリーアイじゃない」と教えていただきました。
「手術すればすぐ治るよ~。」
えぇー手術が必要なの~
スマホで調べると、チェリーアイを簡単に言うと、なんらかの原因で本来、目の中にある膜の組織が腫れて外に出てしまうことで、サクランボのように赤い様子からそう言われるようです。
大きく分けて原因は二つ
①先天性のもの(遺伝。1歳~2歳に発症が多い。Aコッカーはよくあるそうです。)
②後天性のもの(細菌感染など。)
メリアは3歳だし、雑種だから遺伝的には強そうだから、なんとなく細菌感染な気もするなーと思いつつ早く病院に連れていくべく、いつもの病院の診察時間を調べました。
しかし、日曜日の午後は休診。
埼玉本庄から急いで帰っても、診療時間に間に合いませんでした。
他に行ったことがある杉並の病院で、夜の7時まで診療をしていて、緊急でも予約できる病院にまだ朝も早かったのでメールで相談をしておきました。
その後、病院から電話があり午後に予約がとれました。
朝の段階では何もできなかったので、様子を見ながら競技は予定通りに走ることにしました。
目を気にする様子は少しありましたが、メリア自体は頗る元気だったので幸いでした。
この日は、IFCS JP、 IFCS AG、 AG 3、 JP 3の4走を走りました。
私の指示に対するメリアの反応や、走ってくるラインや距離感などがいつもと違う感じがしました。メリアは、きっとものすごく違和感を感じながらも走っていたのだと思います。
残念ながら、IFCS JP、 IFCS AG、は失格になりました。
AG 3もダブルハードルを拒絶するなど、いつもなら躊躇することなく跳べるものも、嫌がる様子から見えづらく怖かったのかなぁと思います。それでも失格することなく第8席でした。
競技中の写真をさくらママさんにいただきました
見えづらくても頑張って走るメリアに感謝です
そして、JP 3は見事クリーンランを果たし、2席となりました
けなげに本当によく頑張りました
ビデオはサンカヤママさんにいただきました
競技後は、テントのお片付けも免除していただいてすぐに病院に向わせていただきました。
病院では、先生の話によると、飛び出た部分を目の中に入れてもすぐに出てきてしまうということで、手術の方向が濃厚でした。また、飛び出た部分を入れるのには、賛否両論あるともいわれました。
しかしすぐには手術をすることができず、1週間は待つことが必要で、その間、飛び出た状態のまま待つというのは、私は反対でした。
なぜなら、本来体の中にあるべき組織を外に出た状態でいると新たな細菌感染や外傷が心配だからです。
涙の色から最近感染も疑われると言われたので、私は、今できることをやっていただき、もしまた出てきてしまったら、手術も考えると伝えました。
点眼麻酔をして、目の中に飛び出た部分を入れてもらい、抗菌目薬をしてもらいました。
病院では、入れた直後はまだ目は赤く、下まぶたのあたりが浮いているような感じでしたが、家に帰ってくるとかなり腫れが引いていました
また出てくるかもしれないことや、そちらの方が多いと先生に聞いていたので、油断はできませんがとりあえず少し安心しました。
1週間朝・晩の抗菌点眼をする処方で、嫌がる目薬をがんばりました。
発症してから約3週間経ちますが、メリアの目はとてもきれいで完治しています。
すぐに外科的措置をするより、自然治癒力を促すような治療が大事だと思います
開幕戦は、このようなアクシデントがあり、今回もまたまたファイナル権ゲットならず
しかしグランプリまでには、まだチャンスはあるので、頑張ってくれたメリアに感謝しながら、挑戦をし続けたいと思います
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