” 映画パッション原作エンメリックの預言/最後は額に神の名か、悪魔の名666か”/泉パウロ牧師 | sarah‐mercy

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イエスの愛と共に
猫にも花にも愛は注がれている

泉パウロ牧師の記事をリブログさせて頂きます

感謝します

ルカ23:39

   十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、

  「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え」と言った。

23:40 ところが、もうひとりのほうが答えて、彼をたしなめて言った。

   「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。

23:41 われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。

   だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」

23:42 そして言った。

  「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」

 

23:43 イエスは、彼に言われた。

    「まことに、あなたに告げます。

     あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」

 

 「映画パッション原作エンメリックの預言」

 

看守たちは仕事が全部終わると道具をかき集め、またもや主を嘲弄しつつ帰って行った。

同じようにパリサイ人らも馬をイエスの面前に乗りつけ、

またまた主に侮辱の言葉を投げかけてから町の方に引き返して行った。

百人のローマの兵隊も去った。

そして五十人が新しく交代として来た。

この隊の隊長はアベナダルと言ってアラビア生まれで後に受洗した。

下士官の名はカシウスと言い、ピラトの伝令であったが後にロンギヌスという名をもらった。

そこへまたパリサイ人、サドカイ人、律法学士などの一群がのぼって来た。

彼らの中には十字架の捨て札を書きかえてもらうため、さらにピラトの所に行った者も混じっていた。

ピラトは面会を許さなかった。

それで彼らはますます憤慨して土塀のまわりを乗りまわし、

母に侮辱の言葉を吐きかけながら追い立てたので、ヨハネは母を少しうしろの方にお連れした。

 彼らは主の十字架の前に来るや、侮蔑的に頭を振りながら言った。

「フン、このたばかり者め!一体どうやって貴様は神殿をこわして三日以内に建て直すというのか。

こいつはいつも他人を助けようとしていたくせに、自分を助けることができないじゃないか。

もし貴様が神の子ならば十字架から下りて見ろ。

もしイスラエルの王なら十字架から下りて見ろ。そうすりゃ俺たちも信ずるだろうさ。

こいつは神により頼んでいたから今に神が助けるだろうさ。」

 

また兵士たちもあざ笑いながら言った。

「貴様がユダヤ人の王なら今、自分を助けてみせろ。」


 その時イエスは少し頭を上げて言われた。

「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」

次いで主はさらに静かに祈られた。

するとゲスマスが叫んだ。

「もし貴様がキリストなら貴様自身と俺たちを助けろ。」

 あざ笑いはさらに続いた。

しかし右側の盗賊ディスマスはイエスが敵のために祈られるのを見て深く感動した。

彼の心はイエスの祈りによって大いなる光を受けた。

母が再び近くに来られるや、彼はイエスと母が自分の子供の時に助けて下さったことを思い出した。

そして声を張り上げて力強く叫んだ。

「一体どうしてそんなことができるんだろう。

おまえたちはこのお方の悪口を言っているのに、このお方はおまえたちのために祈るなんて!

おまえたちが悪口を吐いているのに、このお方は黙ってがまんしておられる。

このお方は預言者だ。我らの王だ。

神の御子だぞ。」

 

この十字架に釘づけられている罪人の思いがけない非難の言葉は、

侮辱を吐いている者の間にざわめきを起こした。

彼らは石を探して来て彼に投げつけようとした。

隊長アベナダルはこれをさえぎった。

そして彼らを追い散らさせたので再び静かになった。

母はイエスの祈りによってすっかり強められた。

ディスマスは主を侮辱した仲間をたしなめて言った。

「同じような罰をうけていながら、まだおまえは神を恐れないのか。

俺たちは俺たちの悪事の報いを受けたのだから、この苦しみは当然だ。

しかしこのお方は不正なことは何もしておられないのだぞ。

おまえの罪を思って後悔しろ。」

今やディスマスは深き悔い改めの恵みを受けたのであった。

 

昼十二時ごろ全く不思議にも太陽が暗くなり始めた。

初め、東の方に暗い雲の層が見えたが、それが山のようになって間もなく

太陽をまったくおおいかくしてしまった。

その映像の真ん中は灰色で、その周囲は赤熱した輪のように赤く輝いていた。

空はまったく暗くなり、星が赤くきらめきながら現れ始めた。

人間と獣は非常におののき始めた。家畜どもはうなり声をたてて走り回り、

鳥は隠れ家を求めて、カルバリ山を取りまく高地に群れをなして落ちて来た。

そしてそれを手づかみにすることさえ出来るほどであった。

あざけり、ののしっていた者は沈黙してしまった。

 

しかしパリサイ人たちはすべてを自然現象であると説明に努めた。

それもうまくゆかず、彼ら自身恐怖に捕らわれた。

人々は空を見上げていた。

そして多くの者は胸を打ち、手をもみよじり、

「彼の血は彼の殺害者の上にかかれ!」と叫んだ。

何人かはひざまずいてイエスにお赦しを願った。

すると主はまなざしを彼らにお向けになった。

 みなの者は天をあおいだ。

十字架のまわりに母とその親しい友のほか、誰もいなくなった時、

ディスマスは深き悔い改めと謙遜をこめた希望をもってその頭を上げ主に言った。

「主よ、あなたが御国に入る時、私を思い出して下さい。」

するとイエスは彼に答えた。

 「まことに私はおまえに言う。

  今日おまえは私と共にパラダイスにいるだろう。」

 

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イエス様は言われました。
マタ10:28 

「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。

 そんなものより、たましいもからだも、

 ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。


黙 3:10 

あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、

 わたしも、地上に住む者たちを試みるために、

 全世界に来ようとしている試練の時には、

 あなたを守ろう。

 

(抜粋おわり)

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ルカ23:39~43までの聖書の箇所

イエス様が十字架につけられたその両脇には、罪人として処刑される二人の人がいました

同じ罪びとでありながら、二人の考えはこの時全く違っていましたね

盗賊ディスマスはイエス様に

「まことに私はおまえに言う。

  今日おまえは私と共にパラダイスにいるだろう。」

と言ってもらえました

 

あなたはどちらですか?

私はイエス様と共にパラダイスにいたいです

 

イエス様の救いが皆さんにもありますよう

お祈りしていますハート