~友人からのメール~
黙示録 パート51 (5月3日 クラスより)
<「惑わし」 パート6>
先に述べた、ツロについての「『旧約聖書 Ⅲ 預言書』の補注 用語解説(22頁)」からの
抜粋の続きがありますので、見てみましょう。
「ツロの王でもあったエトバアルは娘イゼベルを北イスラエルのアハブに嫁がせ、
北王国に影響力を持った(列王記上16:31参照)。
イゼベルがフェニキアの宗教をイスラエルに導入しようとして(列王上記18:16-19, 19:1-2)、
預言者たちによって糾弾されるに至る
(列王上記21:23-24, イザヤ23:1-18,エゼキエル26-27章, ヨエル4:4参照)。
後に、アレクサンドロス大王が海岸とこの島の間を埋め立てて占領したことは有名である。」
ここでイゼベルの名が出てきました。
彼女はシドンびと(フェニキア人)の王の娘でした。
ここには「ツロの王でもあったエトバアル」とありますが、
シドンとツロは共にフェニキアなので同じことなのでしょう。
その娘のイゼベルは、イスラエル北王国のアハブ王と結婚して、
イスラエルにバアル信仰を持ち込んだ邪悪な王妃です。
そして、それを阻止しようと、それに対抗したイスラエルの預言者を迫害し殺し、
預言者エリヤの命を狙ったことでも有名です。
ユダの王アサの第三十八年にオムリの子アハブがイスラエルの王となった。
オムリの子アハブはサマリヤで二十二年イスラエルを治めた。
オムリの子アハブは彼よりも先にいたすべての者にまさって、主の目の前に悪を行った。
彼はネバテの子ヤラベアムの罪を行うことを、軽い事とし、
シドンびとの王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり、
行ってバアルに仕え、これを拝んだ。
(列王記上16章29~31節)
ここに、アハブが「ヤラベアムの罪を行うことを、軽い事とし」とありますが、
ヤラベアムというのは、イスラエルが北と南に分裂した後の、
イスラエル北王国の、最初の王です。
彼はイスラエル北王国の民を、南ユダ王国のエルサレムに行かせないようにするため、
二つの金の子牛を造り、それをベテルとダンの二箇所に置いて、国民にお参りさせました。
(列王記上12章26~33節参照)
ですから、「ヤラベアムの罪」というのは偶像崇拝のことです。
アハブ王には、真の神に対する忠誠心は全く見られません。
このイスラエル北王国の王アハブは先にいたどの王よりも悪い王でした。
サマリヤにバアル神殿を建設し、バアルの祭壇を築きました。
彼はサマリヤに建てたバアルの宮に、バアルのために祭壇を築いた。
アハブはまたアシラ像を造った。
アハブは彼よりも先にいたイスラエルのすべての王にまさってイスラエルの神、
主を怒らせることを行った。
(列王記上16章32、33節)
そして、その結果どうなったかと言うと、
イスラエル北王国の多くの民がその影響を受け、
バアル崇拝、偶像礼拝へと導かれ、堕落してしまうのでした。
そしてその影響は、南ユダ王国の民にまでも及ぶことになるのです。
アハブ王がそのように行ったのは、
「その妻イゼベルが彼をそそのかしたのである。」(列王上21章25節)
と聖書に記されています。
悪魔はイゼベルを使って、神の民であるイスラエル人たちを惑わしたのです。
ところで、この悪魔には数多くの名前があり、
地域や時代によって、色々な名前で呼ばれたりしていますが、
「バアル」も悪魔のまたの名で、人身供犠(じんしんくぎ)、
つまり、人間をいけにえとして捧げるよう求めます。
それは悪魔崇拝特有のものです。
その他にも、聖書には様々な偶像崇拝が出てきますが、どれも源は同じで悪魔から来ています。
日本でも昔よく、お城や橋などを造る際、事故や災いが起こらないようにと祈念して、
人柱を埋めたり、人身御供として若い娘を犠牲に捧げたり、といった話が伝えられていますが、
それも悪魔崇拝の流れを汲むものだと思います。
神はそのようなことを求めません。
神は人を愛し、命と自由をお与えになりますが、
神として崇められたい悪魔は、神や人を憎み、人の命と束縛を求めるのです。
イゼベルの話に戻りますが、イゼベルについては、黙示録二章にも出てきました。
しかし、あなたに対して責むべきことがある。
あなたは、あのイゼベルという女を、そのなすがままにさせている。
この女は女預言者と自称し、わたしの僕たちを教え、惑わして、不品行をさせ、
偶像にささげたものを食べさせている。
わたしは、この女に悔い改めるおりを与えたが、悔い改めてその不品行をやめようとはしない。
見よ、わたしはこの女を病の床に投げ入れる。
この女と姦淫する者をも、悔い改めて彼女のわざから離れなければ、
大きな患難の中に投げ入れる。
(黙示録2章20~22節)
これはイゼベルの霊、悪魔の霊と教えとが教会に持ち込まれ、
それに惑わされている信者がいるということだと思いますが、
これは、イゼベルによってイスラエルに持ち込まれたバアル信仰が、
民を真の信仰から離れさせ、堕落に貶めたのと同じことだと思います。
このように、フェニキア、ツロは、あらゆる商品を流通させた商業都市であるばかりでなく、
人をいけにえとして捧げる、邪悪なバアル崇拝の盛んな地でもあり、
それを世界に広めた悪の巣窟とも呼ぶべき所だったのです。
そこから出たのがイゼベルというわけです。
ここに、ツロの豊か過ぎるほどの富の背景にあるものが、
浮き彫りにされてくるのではないでしょうか。
イエス様は、荒野で悪魔に誘惑を受けたことがありました。
「これらの国々の権威と栄華とをみんな、あなたにあげましょう。
それらはわたしに任せられていて、だれでも好きな人にあげてよいのですから。
それで、もしあなたがわたしの前にひざまずくなら、
これを全部あなたのものにしてあげましょう」。(ルカ4章6、7節)と。
イエス様はもちろん、それを拒否しました。
しかしツロは、国々の権威と栄華とを全て手に入れました。
その富とは神からの祝福ではなく、
悪魔にひざまずくことで受けたものだったのです。
ツロは完全に悪魔の領地となり、ツロと関係を持つあらゆる国々も、
その影響を受けることになったのです。
ツロの都市がどういう所であったのか、
また、そこから出たイゼベルという女がどういう人物であったのかを見るなら、
黙示録の「大淫婦、大いなるバビロン」というものが、
かなり良く見えてくるのではないかと思います。
パート52に続く↓
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何度も言うようですが、歴史は繰り返されるのですね
このバビロンも、バアル信仰も、イゼベルの霊も、今もしっかり息づいていて
この黙示録でもそのことをはっきり書き記しています
勿論、これから起こることなので、今はまだはっきり知ることが出来ないとしても
聖書にそう書いてあるから必ず成就するのです
今日、イエス・キリストを救い主として心にお迎えすることが出来ることを
一人でも多くの方が起こされますよう
お祈りします
さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、
まだ見ていない事実を確認することである。
(へブル11;1)
感謝します
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昨日久しぶりにユキちゃんに会いに行きました
暑いのにとても元気そうで、隣にあるイチジクの実も青く大きく実っていました
葉っぱをもいであげると、美味しそうに食べてくれましたよ
頭と角を撫でてあげると嬉しそうに喜んでくれました
*:..。o○☆゚
2年前の夏休みは孫たちもユキちゃんに会いに行ったね (2019年8月 ユキちゃん)
今日もありがとう~
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
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この動画の最後に、救いの祈りが入っていますので、イエス様を心に迎え入れたい方は
一緒にお祈りしてください
「ダーク・トゥ・ライト」https://darktolight.jp
私達が主の御声を聞くことにおいても成長できますように。
「ひとしずく」の感想、関心のある方は、dor
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目に見えていなくても 何も感じなくても あなたは働いている あなたは休まれない
Samuell Soung
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