いざ、大分へ
2008年・11月15日(土)早朝5:00出発
「寝坊したら、おいていくけんね」という脅迫に近いお達しに全員遅刻なしの定刻通りの出発。
(最近は佐世保名物初売りでもこんなに早くはでかけないなあ~)
途中、大歓声が上がる「おお~ご来光!」車の中から日の出を拝む
まずは、最初の目的地 宇佐神宮へ 宮司さんたちが私たちの後ろから出勤(?)されるほど、早く着いた。
ゆっくりと朝の澄んだ空気と朝もやの中の紅葉をたのしんだ。
続いて、湯布院で有名な「たけお」さんで究極の「たけお丼」をいただき、店の外に出てみると待つ人の行列。その中を「ごちそうさまでした~」っとかき分けて出で行く優越感を味わう。
とにかく開店前から行列ができるほどなので、覚悟して言ったほうが良いです。
木馬さんのご主人である小野さんがわざわざお迎えに来ていただき、恐縮する。
マーシーキッチン一行は恋い焦がれていた湯布院の塚原というところにある「珈琲工房 木馬」へ案内していただいた。
お互いに会うのは初めてなのにほんとうに幼友達に再会したかのようなうれしさがこみ上げてきた。
まずは、本家本元の「木馬の珈琲」をいただく。次から次に奥さまお手製の焼き菓子が出てくる。
みんな写真撮るのも忘れて、至福の時にひたる (みんな、ついさっき、ご飯食べたばっかりじゃあなかったのか~?)
もう、何をいただいても「すべて極上」なのだ。
娘たちもカフェ・オレをいただき大満足。私が「今日は研修やけん。少し味見させて」とぶんどって飲もうとすると・・・一口目で「はいっ!!終わり~」っと取り戻されてしまった。
時間がたつのも忘れ、目からウロコの講義と実習は気がつくと2時間もたっていた。
コーヒーの理論さえ、わからない私たちに手取り足取りていねいに噛み砕くように教えていただき、
ほんとうに「このご夫婦にして、このコーヒーあり」を身をもって感じた。
とにかく、「今までの私たちの淹れれ方はなんだったのよ~」っと夕日に向かって叫びたくなるほど、おいしい淹れ方だったのだ。同じ豆なのかと疑うぐらいにだ。
木馬さんのコーヒーは小野さんが焙煎するコーヒーで小野さんが淹れるからうまい。
この道30年のコーヒーを知り尽くした淹れ方を真似しようったって決してできるもんじゃない。足もとにも及ばない。それでも、「まだまだですよ」と謙虚なのだ。
小野さんの心を感じて、ただ私は一生懸命淹れればいい・・・と勝手なことを思った。
恐れ多くも、私は今までの淹れ方を偉大なマスターの前で実践するはめに・・・
「いろんな淹れ方があるのですね。勉強になりました。」と。
(・・・とほほ・・・はあ~っ!!一流の珈琲を入れる方は、人を指導するのも一流だわ~。)
老舗の有名ホテルの茶房「天上桟敷」を「河川敷」に案内すると言われたと勘違いして、「きっと紅葉の見えるきれいな川があるのだろう」と思ってた。・・・みんなからあきれられた。・・・もちろん、そういうことを口走るのは私か、「まー爺」ぐらいですがね。
「まー爺」は風邪をこじらせ、泣く泣く、大分行きは「見送り」で参加できず。
おいしいコーヒーをタラフクいただいた私たちはこれ以上飲まなくていいと大満足。
湯布院の紅葉と楽しい時間を満喫。名残りを惜しみつつ、木馬さんを後にした。
・・・・が・・・木馬さんのお心遣いはこれでおわりではなかったのだ
これまた広大な敷地に建つ、「庄屋の館」という老舗ホテルの温泉に案内していただいたのだ。
まるで、バスクリンの「マリンブルー」(こんな風にしか形容できないのが情けないけど・・・)
めちゃめちゃ気持ちよかった~ 原泉はちょっと熱い ぱっと入ってぱっと上がった女どもとは対照的にのんびり入った男性軍。きっと、運転の疲れもいえたことだろう。
木馬さーん お世話になり(過ぎ)ましたあ~ ありがとうございました。
ああ~また行きたいなあ~。
●珈琲工房木馬
0977-85-3385
大分県由布市湯布院町塚原4-35