Don't Go Near the Water | ロックンロールに恋狂い

Don't Go Near the Water

もちろん海水浴には行かないハロルドです。

 

 

前回からの流れで今回はこちらを…

 

 

 

 

カースティ・マッコールは英国出身の

シンガーで、父親はトラッド・シンガー

イワン・マッコール、かつての旦那は

U2、ストーンズ、XTC等のプロデュースで

おなじみののスティーヴ・リリーホワイト。

 

 

リリーホワイトがプロデュースした作品の

多くにバックコーラスとして参加もしており

ロバート・プラント、アリソン・モイエ、

そしてストーンズ等のレコーディングに参加

していますが、中でも特に有名なのといったら

当ブログでは何度も登場している…

 

 

 

 
もはやスタンダードなクリスマス・ソングと
なったポーグスのこのナンバーでしょう。
この曲は英国ではマライア〜やワムの曲と
並ぶほどポピュラーになっているようです。



先の画像のアルバムは91年リリースの3枚目の

スタジオアルバムで、プロデュースはやはり

当時の旦那のスティーヴ・リリーホワイト。

タイトルはもちろんあのアルバムの捩りですね。

 

 

作曲面ではスミスのジョニー・マー、先ごろ

再結成したフェアグラウンド・アトラクションの

マーク・E・ネヴィン、マーシャル・クレンショー

といった豪華な面々がバックアップしています。

 

 

 

 

前回のトレイシー・ウルマンがカヴァーした

カースティのデビュー曲の原曲はこちら。

 

 

 

 

トレイシーのヴァージョンはほぼ原曲通りの

アレンジだったんですね。

カースティはトレイシーのヴァージョンにも

バックコーラスで参加していますが間奏後の

「ベイビ〜」の部分は高過ぎてトレイシーには

出なかったのでそこはカースティが歌っています。

カースティよりもトレイシーの方が高い声が

出るようなイメージがあるんですけどね〜

 

 

こちらはシングルでしかリリースされていない

のですが、ベスト盤には収録されています。

 

 

 

 

残念ながらカースティは2000年にメキシコの

海で家族でダイビング中、船舶進入禁止区域

だったにも関わらず侵入してきたモーター

ボートから我が子を助けようとしてそのボートに

轢かれ41歳の若さで亡くなってしまいます。

この事件は結局、上級国民、身代わり出頭と

いったワードが渦巻く闇深事件に発展し結局

真相解明されないまま捜査は打ち切られました。

 

 

ビーチボーイズのDon't Go Near the Waterを

カヴァーした彼女が海での事故で亡くなって

しまうというのはなんともやるせないですね。

 

 

 

 

海に近づかなければ良かったのに…