プレイ・ザ・ゲーム | ロックンロールに恋狂い

プレイ・ザ・ゲーム

もちろん運動会の中継は全く観なかったハロルドです。

 

 

前回のエントリーがきっかけでカンサスの

アルバムを色々引っ張り出したので今回も

ついでと言っちゃなんですがこれを…

 

 

KANSAS - Vinyl Confessions

 

 

ヴォーカルのスティーヴ・ウォルシュ脱退後

新メンバーを加えて1982年にリリースされた

8枚目のアルバムで、ヴァイオリン担当で先頃

亡くなられたロビー・スタインハートはこの

アルバムを最後にカンサスを脱退しています。

シングルのこの曲は結構ヒットしましたね。

 

 

♪Kansas - Play The Game Tonight♪

 

 

シンガーが変わったというのに、イメージ的に

あまり変化は感じられないですね(笑)。

 

 

そしてこのアルバムは、ノンクレジットですが

ロジャー・テイラーがコーラスで参加している

ことでもクイーンファンにはおなじみですね。

上記のPlay...の他、全部で3曲に参加していますが

どれもどこで歌ってるのかよくわかりません(笑)。

 

 

思えばクイーンとカンサスは以前より親交があり

1974〜1975年にかけて行われたクイーンの

Sheer Heart Attack Tourでカンサスが彼らの

オープニングアクトを勤めたのがその馴れ初め。

 

 

当初カンサスのメンバーはクイーンの事をあまり

知らなくて、前座に指名されてからあわてて

Sheer Heart AttackのLPを買いに行ったとか。

 

 

で、実際ツアーが始まるとカンサスに与えられた

ステージは狭い、照明も碌に使わせてもらえない、

アンコールは禁止と、それはそれは酷い扱い。

 

 

ある日ブライアン・メイがカンサスの楽屋を訪ね

「ハィ!ツアーはどうだい?」と聞いてきたので

カンサスのメンバーは「最悪だ」と答えたところ

ブーさんが「詳しく聞こうか」と言ってくれたので

洗いざらい伝えたところ、翌日からはステージも

広くなりライトも使え、アンコールもOKにと。

 

 

要はマネージメントがクイーンの知らないところで

前座のバンドに厳しい条件を課していたという。

まぁメインアクトが前座に厳しい条件を課すと

いうのはよくある話ではあるんですけどね。

 

 

それ以来二組はは超仲良しになったとか。

当初、Sheer Heart Attackのジャケットを見て

「この人達とは仲良くできないだろうなぁ…」

とカンサスのメンバーは思ったらしいですが(笑)。