アルカトラズからの脱出 | ロックンロールに恋狂い

アルカトラズからの脱出

てっきり「崖っぷちのポニョ」だと思ってたハロルドです。


さて、今回は久々に"お気に入り"のコーナーです。

国名をそのまま名乗ってるバンドというと
アメリカUKジャパンあたりが浮かびますね。

更に地名を名前にしているバンドとなると
ボストンカンザスアラバマハワイ等々
挙げて言ったらきりがない感じですね。

今日はそんな中から、これ行きましょう!

アメリカNew England (ニュー・イングランド)アメリカ
New England


このバンドは、KISSポール・スタンレー
プロデュースにより、'79年にデビューします。
(ホントにニューイングランド出身かは知りません…)

当時はアメリカン・プログレ・ハードなどと
カテゴライズされていたようですが
あまりプログレ色は感じられません。

まぁキーボードを大幅にフィーチャーしたバンドは
得てして「プログレ」と呼ばれてしまう訳ですね。
ボクからすれば、プログレというよりは
ポップなハードロックですね、やっぱり。
今で言うところの、メロハー(メロディアス・ハード?)
とか、ああいった感じですね。

Don't Ever Wanna Lose Ya


結構コーラスも沢山取り入れているので
当時はよくQueenが引き合いに出されたようです。
まぁこれは、当時のコーラスを多用した
ハードロックバンドの宿命ですかね。

ハードなギター、ポップな曲調、コーラスの多用…
そう、まさにもう少し後に大ブームとなる
いわゆる"産業ロック"の原点的なサウンドです。
一連のその手のバンドの中では、結構
ブリティッシュよりな気がします。
(アメリカのバンドですが)

P.U.N.K.


バンドはアルバム2枚を残して解散しますが
キーボードのジミー・ウォルドー
ベースのゲイリー・シェアは、'84年に
レインボーグラハム・ボネットと共に
アルカトラスを結成します。

ALCATRAZZ - Island In The Sun


最初にアルカトラスを聴いたのはこの曲だったので
まさにニュー・イングランド+グラハム
曲調でかなり期待したんですが、アルバム聴いたら
全然違うサウンドで、ビックリした覚えがあります。

あまりのイングヴェイのワガママっぷりに
腹を立てたゲイリー・シェア
パット・スロールを呼ぼう!」と
提案したという話を聞いたことがありますが
誤解を恐れずに言えば、アルカトラスにとっては
その方が良かったのでは、と思うのは
ボクだけでしょうか…


こちらのサイトでは、短いですけど
New Englandの1st、2nd共に全曲試聴できます。

http://www.emusic.com/artist/New-England-MP3-Download/11768178.html

まぁやはり、「どこがプログレやねん!?」と
言ったところですね。



あっ、ちなみにマーキュリー
グラマラスなプログレバンドなんで
"プログラム・ロック"ですね(爆)。