3 THE EMPRESS~ラクシュミー
この 「女帝(THE EMPRESS)」 のカードは、豊かさ・愛・創造性・繁栄 を象徴しています。今日は、心身ともに満たされるような流れがやってくるでしょう。
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✨ 全体運 ✨
今日は「豊かさ」を意識すると良い日です。あなたの周りにはすでに恵まれた環境や人々がいて、それを受け入れることで、より幸福感が増していくでしょう。焦らず、流れに身を任せることで、自然と物事が好転していきます。
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💼 仕事・キャリア 💼
仕事では、あなたのアイデアや創造的な発想が評価されるタイミング。特に、アート・デザイン・企画などの分野では、大きな成果を出せる可能性があります。また、努力が実を結び、経済的な安定や報酬が期待できるかもしれません。自分の才能を信じて、積極的に行動しましょう。
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💖 人間関係・愛情 💖
愛情が深まる日。恋愛では、相手との絆を強める良い機会です。シングルの方は、新しい出会いが期待できるかもしれません。パートナーがいる方は、お互いの愛を再確認できるような温かい時間を過ごせるでしょう。また、家族や友人との関係も円満になりやすいので、大切な人との時間を意識してみてください。
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🧘♂️ 精神的な成長・内面の気づき 🧘♀️
「自分を大切にすること」が今日のテーマ。自己愛を育み、無理をせず、心地よい時間を過ごすことで、直感やインスピレーションが高まります。また、自然の中で過ごすことで、新たな気づきが得られるかもしれません。
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🔮 今日のキーワード:
「豊かさ」「愛」「創造性」「繁栄」「自己受容」
今日は「受け取ること」に意識を向けると、心が満たされ、自然と幸運が引き寄せられるでしょう。
ラクシュミー(Lakshmi, लक्ष्मी)は、ヒンドゥー教における富、繁栄、美、豊かさ、幸運の女神です。彼女はヴィシュヌ神の妃であり、宇宙の繁栄と調和を象徴する存在とされています。インドでは広く崇拝され、特にディーワーリー(Diwali、光の祭り)の際に人々が彼女に祈りを捧げます。
1. ラクシュミーの特徴
① 富と繁栄の女神
- ラクシュミーは物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも司る女神。
- 金貨が手から流れ落ちる姿で描かれることが多く、財運、成功、幸福の象徴とされる。
- 商人や経営者に特に信仰されており、富と繁栄を願う人々の守護神とされる。
② 美と優雅さの象徴
- 彼女の姿は、優雅さ、美しさ、純粋さを体現している。
- 伝統的に赤や金の衣装をまとい、豪華な装飾品を身に着ける。
- 慈愛に満ちた表情を持ち、人々に幸運と希望をもたらす。
③ 調和と家庭の守護者
- ラクシュミーは、ヴィシュヌ神と共にいることで家庭の幸福と安定を象徴する。
- 彼女の加護を受けた家庭は、愛情、調和、物質的な豊かさに満ちるとされる。
2. ラクシュミーの象徴
① 金貨(富と繁栄)
- 彼女の手から流れる金貨は、富と繁栄のエネルギーが尽きることなく循環することを示す。
- これは「正しい行いをすれば、富は自然と流れてくる」というダルマ(正義)の概念にもつながる。
② 蓮の花(精神的な豊かさ)
- ラクシュミーは蓮の花の上に座る姿で描かれ、清らかさと精神的な成長を表す。
- 物質的な富だけでなく、知恵や悟りといった精神的な豊かさも与えることを意味する。
③ 4本の腕(宇宙のバランス)
- 彼女は通常4本の腕を持ち、それぞれがダルマ(道徳)、アルタ(富)、カーマ(愛)、モークシャ(解脱)を象徴する。
- これら4つの要素がバランスよく整ったとき、人は本当の幸福を得ることができる。
④ 白い象(吉兆と純粋さ)
- 彼女とともに描かれる白い象は吉兆、純粋さ、天界からの祝福を象徴する。
- 象がラクシュミーに水を注ぐ姿は、人生における精神的・物質的な祝福を意味する。
3. ラクシュミーの信仰と祭り
① ディーワーリー(Diwali, 光の祭り)
- ラクシュミーはディーワーリー(ヒンドゥー教の新年にあたる祭り)の主神とされる。
- 人々は家を清め、明かりを灯し、ラクシュミーに財運と繁栄を祈る。
- 商人や企業も、この日に新しい帳簿を開き、「新しい富が巡ってくるように」と願う。
② ラクシュミー・プージャ
- 特定の日にラクシュミーを称える祭礼が行われ、人々は富と繁栄を祈願する。
- 商人、企業、家庭では、ラクシュミー像を祀り、彼女の加護を願う。
③ 日本の弁財天(弁才天)
- ラクシュミーは日本では弁才天(弁財天)として信仰され、特に財運、芸術、知恵の神として崇拝される。
- 琵琶を持つ弁才天は、音楽や学問の守護者として、サラスヴァティ(学問の女神)とも重なる。
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