ゲゲゲの鬼太郎の映画を
娘と観に行った。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

小学生の頃
水木しげるさんの
妖怪図鑑を読んだり
ゲゲゲの鬼太郎を
観るのが
何よりの楽しみだった。
「傍観者」という言葉が
最近ずっと
こだましていた。

映画が終わる時
わたしは「傍観者」
だったんだ…と
心底腑に落ち

ハッとして
懺悔と共に涙が落ちた。

映画の登場人物たちの
おぞましいような欲。

自分には関係ないという
無関心という保身で
誰かの欲を増大させ
裸の王様を
つくりあげてしまった
のかもしれない。

人間が
みえない世界までも
脅かすようなところまで
来ていると氣づいたら

傍観者から
立ち上がろう。

妖怪は人間の情や念から
生まれた。
無視していたら
ますます増大し
飲み込まれていく。

鬼太郎のように
妖怪と人間の共生を
本氣で信じて
生きてみたい。


子どもの頃から
ずっと心に在った
鬼太郎のセリフが
今、光を放っていく。

「みえてる世界が
すべてじゃない」


ありがとうございます🌠

Sat nam