RAIDデータ復旧事例 初期設定が変更されたBuffalo製 TeraStation復旧! | RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー

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デジタルデータリカバリーのRAIDデータ復旧事例。トラブル発生から納品までを追ってご紹介します。

◆今回データ復旧をご依頼頂いたRAID機器
Buffalo製 TeraStation
RAIDレベルRAID5 構成台数:4台構成



状況:突然TeraStationが認識されたくなった為専門業者に相談したところ
   復旧不可と言われてしまった
当社データ復旧依頼後:100%データ復旧成功

発端

今回ご依頼頂いた機器は、他社様へ一度持ち込まれ、

初期診断を受けたところ、不可で帰ってきてしまった物件でした。


大切なデータが保存されている為諦めるわけにはいかず、

復旧実績を見て当社へご相談下さったそうです。


他社様で不可になった理由は、これまでに対応をしたことが無い設定の

TeraStationのため、復旧用の設備で解析ができず、

復旧の手立てがないとのことだったそうです。

診断

まずは、特にTeraStationやファームウェアが得意な技術員が

機器の診断にあたります。

今回他社で復旧不可だったため、何としても復旧すべく、難物件の

復旧実績が高い選りすぐりのエンジニアが常に待機し、

相談できる環境を整えての診断となりました。


初期診断の結果、通常のTeraStationとメーカー出荷の段階で

初期設定が変わっているために既存の復旧設備での

復旧が出来なかったことが分かりました。

更に、DISK3にバッドセクタが発生している状態でした。


TeraStationは細かなバージョンアップを繰り返しています。

同じ新モデルや新バージョンが発売されると、

それまでの技術では対応できないという事も起こりうります。


当社では、細かなバージョンアップにも対応する為に

新しいバージョンの機器が出た際は直ぐに研究を行い、分解や使用されている

ソフトウェアの解析を行って、復旧に対応出来る様設備を整えています。


今回ご依頼頂いた機器も事前に研究を行っていた為、問題なく復旧できると

判断いたしました。




復旧

まずはバッドセクタが発生しているDISK3から

特殊な設備を用い、バッドセクタを避けて情報を抽出します。

残りの3台の情報も、新バージョンの解析結果を基に

正しいRAID構成を導き出し、データが見ることが出来るようになった全台で

再度RAIDを組み直し、データを抽出いたしました。


他社で復旧出来なかった物件ではありますが

研究の成果でご依頼の当日中に復旧を完了致しました。

納品

納品可能な事をご連絡したところ、今日中に連絡が来るとは

思いませんでした!と大変喜んで頂けました。


すぐにお引き取りに来社され、データ状態も問題なかった

ということで、何かあればまたぜひお願い致しますと嬉しい声を

掛けて頂くことが出来ました。


データ復旧と一概に言っても、

やはり持っている技術力や研究への取り組みなどにより

復旧できるか出来ないかは大きく変わってきます。


お客様の大切なデータを何としても復旧したいという想いから

当社では常に技術研鑽に余念がありません。

是非、当社へお任せください。1秒でも早く、1つでも多くのデータを

最も安全に復旧するというポリシーの元、復旧にあたらせて頂きます。




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