香港文化博物館で開催中のHong Kong Pop 60+。レスリーのハイヒールまで展示! | 美味ホンコン探検隊

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ホンコン在住20年、V子の香港日記。

こんにちはニコニコ
(最後に関連リンク追記しました2021.9.26)


中秋節を過ぎ、秋の気配を感じる今日この頃です。もみじ

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チューリップ赤食日記のインスタやっています。
宜しければご覧ください。
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さて、まだ暑さ厳しかった頃、香港文化博物館で7月終わりから開催中のこちらを見てきました。



Hong Kong Pop 60+ 
瞧潮香港60+キラキラ



入口

戦後〜2000年代初め頃までの香港ポップカルチャーがテーマ。
少し懐かしい香港映画や香港ポップス等がお好きな方は楽しめると思いますニコニコ


  香港ポップカルチャーの歴史

↑見出しの書式を利用してみたねー


香港にはもともと嶺南文化の広東オペラ(粤劇)や、大衆娯楽がありました。


その後、第二次大戦後に上海の文化芸能関係者が香港に移り住む流れがあり、香港の文化発展に寄与。
1950年代には大量の北京語歌や映画など制作されます。


昔のショー・ブラザーズのスタジオ
ちゃんと撮れてなくてすいませんアセアセ






一方でイギリス植民地としてヨーロッパから持ち込まれたポップスなども若者を中心に人気を集めます。




披頭四楽隊(The Beatles)は1964年に来港。




そんな背景から、香港では東と西の文化が融合した大衆文化が発展。


昔のスターの写真なんかもありました。

パトリック・ツェーさん。
ニコラス・ツェーさんのお父様。


こちら息子、ニコラス・ツェーさん。
画像お借りしました
よく似てますね〜


そういえば
ニコラスは中国大陸でも活躍しているので、国籍の話題がニュースに。

  

ミニドレスは、有名な女優ジョセフィン・シャオ(蕭芳芳)さんが着用したもの。




若き日のジョセフィン・シャオさん
キリっとした眼差し、可愛いラブラブ





当時の録音機(だったかな)






  ラジオ番組


1950-60年代はラジオ放送も人気。
色んな人気番組があり、人気DJさんがいました。

このコーナーでは昔のラジオ番組を聞く事も出来ます(聞き取れなかったけどショボーン)。


当時の真空管ラジオ





National のトランジスタラジオ
説明文には、ちゃんと現在の社名Panasonicと 記載されております。




  香港ポップス



歌謡祭でのスターの授賞式の写真なども展示
2007年のアンディ・ラウさん





1991年のサリー・イップ(イェ)さん




  香港映画


一番の見どころの香港映画エリアは残念ながら撮影禁止。
有名な映画のポスターや、映画の一部分を鑑賞できたり楽しめましたお願い



以下、博物館のwebsite より







  トロフィー等のコーナー


香港のスターや製作者が過去に受賞した沢山のトロフィーの中に、日本関連のものも。


香港の有名歌手、羅文さんが1975年、全日本歌謡選手権で優勝された時のもの。

羅文さんは香港歌謡界に大きな功績を残した方。
実は日本でも歌手デビューされた事があるらしいのですが、ヒットしなかったようです。




アニタ・ムイさん、1983年の東京音楽祭で特別賞を受賞した時のもの。






  コスチューム



スターの舞台コスチュームキラキラ
赤いドレス、白いドレスはアニタ・ムイさんがコンサートで着用。
画像で見たことあるけど、実物を見るとかなり豪華な衣装である事が分かりますお願い





サム・ホイさんの2016年のコンサート衣装。

近くで見ると、、


香港のシンボル、ライオンロック獅子山の柄です。




こちらのハイヒールは、レスリー・チャンさんが1997年のコンサートで履いたものキラキラ
ニューヨークのマノロブラニクで買った白いハイヒールを舞台用に飾りつけたそうです。



コスチュームコーナーの周りにも香港ポップスコーナーが。試聴も出来ます。


アップしたのはほんの一部で、他にも見所たくさんの楽しい展示でしたお願い
知らない事も多く勉強になりました。


いつまで開催か明記されてないのですが、開催中また見に行くかもです。

パンフレットも面白いです → パンフレット


ところで、この展示を思い出しました。もう4年も経つのですね〜びっくり



宜しければこちらもご覧下さい

最後までご覧頂きありがとうございましたラブ