こんにちは
秋の行楽シーズンですね
もう何ヵ月も前のことですが、こちらに行ってきました。
黃姚(ファンヤオ)古鎮
中国十大最美的古鎮の一つ。
経路は、広州南駅から高速鉄道に乗り、賀州駅で下車。
本当は深セン北駅から乗車したかったのですが、手配したとき既に満席。
広州南から乗車しました(チケットは事前に買いました)。
賀州駅ホームからの眺め
賀州駅
迫ってくるようなカルスト地形。
バスに乗るつもりだったけど、ここからタクシーで黄姚へ向かいました(距離は約40km)。
到着!
さて、黃姚古鎮は972年に拓かれ約千年の歴史を持つ古い村。
高速道路や鉄道が整備されるより前は、約200km離れた桂林からツアーに参加して来るのが一般的だったそう。
そんな辺鄙なところだから、古い村がそのまま残っています。
中に入ると
竜門ガジュマル
樹齢800年
水路が多いです。
そういえば、案内板は日本語併記されているものが多かったです。意外!
村全体が、風水に基づき造られています。
尚、黄姚の名前の由来は諸説あるらしい。
亦孔之固
北東に位置するやぐらで、上は見張り台。
ここから入ります。
まずは舟に乗り、全体の様子を見る事に。
佐竜橋
1737年建造
山があれば必ず水があり、水があれば必ず橋があり、橋があれば必ず亭がある(直訳)と言われる造りになっています。
村に建物は300強あり、多くは明清代のもの。
ここでは客家話と土白話(広東語と大体同じらしい)が話されているとか。
昔は広東、広西、湖南の交易の場所でもあったらしいです。
一通り見終わり外に出ます。
黄姚古鎮に来る前にちょっと調べたところ、
桃源郷であるとか、夢のような場所であるとか、、一体どんなところなんだろう!と興味を掻き立てられました。
実際に見ると、
川が流れ、小さな橋が架かり、民家があるという夢境家園、中国の人が描く理想の故郷の姿が、そのまま存在している特別な場所だと思いました。
個人的には、カルスト地形を見るだけで、なんだか別の星に来たように感じてしまうんです。
そんな地形に囲まれた古い村がそのまま残っているので、実は観光しながら、
「はて、幻覚を見てるんじゃないか?」
とふと思ったことは、恥ずかしいんで、一緒に行ったN嬢には内緒です。
何かすごい物を見た訳じゃないけど、記憶に残る場所でした。
〜広西チワン族自治区編 その2 に続く
◎帰りの足について、この辺り基本的にはタクシーは待機していないので、バスを利用するか、またはタクシーの場合は賀州から来て貰う必要があります。
往路で利用するタクシーに、そのまま待機して貰うと安心かもしれません。
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