もうかなり前のことになっちゃいますが去年ニューヨークへの出張が突然降りかかってきて、慌ただしさのなかなんとかこなしてきたなんてことがありましたあせる3泊5日(機内一泊)だったのでまだましなほうでしたが、やっぱりニューヨークは遠いので体力的にしんどいですね……(-_-;)
アメリカに久しぶりに行ってみて感じたのは、ニューヨークというアメリカで一番洗練された場所にいても、やっぱりあんまりお料理がおいしくない……ということ。ひょっとしたらお金に目をつけないようなお店ならそんなこともないのかも? とりあえず、普通の庶民的な出張族レベルではそんなもので、ニューヨークは何度目かのなのですが、やっぱりいつもこういう結論に達します。特に今回は自分の時間がまるでとれなくて中華街に行けなかったのとニューヨーク在住の趣味の合う親友とかに会えなかったのも痛かったです。
ニューヨークやアメリカの大都市に来ると、いつも食欲をそそってくるのがサンドイッチで、すごいヴォリュームだし、いろいろな食材の取り合わせもすごくて、「絶対に美味しいに違いない!」と思えるのに、いつも食べてみると、ものすごく大味でおいしくないんです。これはかなりショッキングで悲しいです。金銭的な打撃というよりも、こんなにたくさん食材を使っておいしいと思えない自分ってなに? ってうしろめたくなります。

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ちなみに一緒に写っているビールはおいしかったです(^^;)
でも、この「大味でおいしくない」というのが基本的にアメリカのイタリアンや中華やサンドイッチなどに共通してあって、みんな同じ感じなんです。なぜなんだろう? 日本だとおいしくなかったり、まずいにしても、もっといろいろ個性があると思うのですが、そういうのとも違うような気がします。
いずれにしても、お仕事で人と会っていると自分の食べたいものや店を率先して優先するわけにも行かないので、これが状況をさらにしんどくします。
そんな風にしてあくせくしている時に、仕事の間隙に以前行ったことのある中華料理屋さんに駆け込んで水餃子を注文。やっとまともなものにありつけた……と思いつつ、魔が差して担々麺も頼んでみました。

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本場四川風の汁なし担々麺なのですが、これが大失敗。「ピリ辛肉ミソ和えそば」と考えれば、食べられなくもない味でしたが、とても担々麺とは思えない代物でした(´□`。)。水餃子はぷりぷりして味も濃くておいしかったのですが食べ切れなかったのでおみやげにしてもらってホテルの部屋に置いといて、仕事の後にまた食べました。

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今回はちょっと出かける余裕もなかったので、唯一満足できたのがこのベルギー風カフェでの朝食。この日はポーチド・エッグとソーセージのプレートを頼んだのですが、半熟の加減が絶妙でおいしかったです。アメリカだとオムレツにしても卵を上手にやわらかく調理したものとかもまずないので、ポーチド・エッグをきちんと出してくれるお店はとても嬉しいです。しかし、それにしてもフライドポテトが多すぎる……。

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どうせアメリカにいるのなら、自家製ハンバーガーやソウルフードがおいしいお店とか、日本ではまず考えられないようなテイストの中華街の店とかメキシカンとか、そういうところに行きたかったのに、そういう時間が作れなくてとても残念でした! そういうのを食べられるとアメリカもやっぱりいいなーと思えるのになー。へたに大都会に出張というのもまた面倒なものなんですよね……。



寒いのと疲れたのとで、近所の浅草の中華料理屋さんに担々麺を食べに行くことにしました。
店は「味乃一番」という、ちょっと「大丈夫?」と思いたくなるようなネーミングの中華料理屋さんなのですが(笑)、実はここはすごく古典的な広東料理を中心にメニューを構成している本格的なお店なのです。もちろん、担々麺は正式には広東料理ではないのですが、昭和の終わりくらいの頃の中華のトレンドがプロパーなものとしてメニュー構成されているような、そんなお店です。お客さんはもっぱら地元の住民や会社の人が多いので、すっかり町の中華料理屋さん化していますが、なかなか侮れない店です。特に侮れないのがここの担々麺なのです。

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基本的にここの担々麺はかなり四川飯店に近いものです。スープと胡麻と香辛料のバランスなどは特にそう言えると思いますし、ストレート麺のスープの絡み方や歯ごたえもまさにそうだというか、ほとんど直系でしょうか? シェフが四川飯店に関係あるのかな? いずれにしても、浅草近辺の担々麺では一番おいしい店のひとつだと思います。こちらの酸辣湯麺もすごくおいしいですが、やっぱりお勧めはこの担々麺です。ほかにもいろいろ一品ものも試してみたいのですが、いつも知人と一緒に行ったりした時にほかの料理やランチを横目に見ながら、担々麺を食べて終わりになってしまいます(^_^;)
そのうちほかのメニューの続報をお届けできるといいな……。
「春巻きはもともと春の七草を巻いて揚げたもの」というのをどこかで読んだことがあって、昨日作ることにしました。ていうか、去年も作ったのだけど、七草をきちんと刻んでなかったのが災いしたのか、揚げてる途中で爆発ていうかことごとく皮が破れやがって大失敗でした(・ε・)
七草だけじゃ天ぷらにした方がまだおいしそうなので、もちろん、肉もつけます。肉は豚肉とたけのことねぎをお醤油とオイスターソースとで味付けた炒め。それとよく刻んだ七草を巻き巻きして揚げていきます。

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今回の出来上がりはわりとよくでけた(・ω・)/
揚げすぎるとただの普通の春巻きになってしまうけど、ちょうどいい加減だと七草の香りが噛んだときにふわっとします(´∀`)