寒いのと疲れたのとで、近所の浅草の中華料理屋さんに担々麺を食べに行くことにしました。
店は「味乃一番」という、ちょっと「大丈夫?」と思いたくなるようなネーミングの中華料理屋さんなのですが(笑)、実はここはすごく古典的な広東料理を中心にメニューを構成している本格的なお店なのです。もちろん、担々麺は正式には広東料理ではないのですが、昭和の終わりくらいの頃の中華のトレンドがプロパーなものとしてメニュー構成されているような、そんなお店です。お客さんはもっぱら地元の住民や会社の人が多いので、すっかり町の中華料理屋さん化していますが、なかなか侮れない店です。特に侮れないのがここの担々麺なのです。

muffinのブログ-味乃一番担々麺

基本的にここの担々麺はかなり四川飯店に近いものです。スープと胡麻と香辛料のバランスなどは特にそう言えると思いますし、ストレート麺のスープの絡み方や歯ごたえもまさにそうだというか、ほとんど直系でしょうか? シェフが四川飯店に関係あるのかな? いずれにしても、浅草近辺の担々麺では一番おいしい店のひとつだと思います。こちらの酸辣湯麺もすごくおいしいですが、やっぱりお勧めはこの担々麺です。ほかにもいろいろ一品ものも試してみたいのですが、いつも知人と一緒に行ったりした時にほかの料理やランチを横目に見ながら、担々麺を食べて終わりになってしまいます(^_^;)
そのうちほかのメニューの続報をお届けできるといいな……。